出版社 : 銀の鈴社
さくらまつー夜が明けたらー SakuraMatsu:When the night finds the dayさくらまつー夜が明けたらー SakuraMatsu:When the night finds the day
夏の日夏の日
「うつくしいものが しりたいの」水平服の少女が言いました。 地中海の光と風を感じる8つの小さな物語。 ◆もくじ◆ 1 ・夏の日 ・sandwich ・衣裳祭 ・ラトラップ・クー ・さくら、さくら 2 ・おきつしらなみ ・コスモス ・月の上の紅茶
VILLAGEVILLAGE
<内容紹介> 大学教授の主人公Dr.サマーヴァケーションと、彼の幼馴染キョウナとの手紙から始まるファンタジー。キョウナの家で飲んだ甘い麦茶の記憶とスマートフォンを操る美しい指先が誘う不思議な世界。母への反発を募らせる思春期の娘心とその底に流れる家族への愛情が静かに胸にせまる佳品。 <推薦>児童文学者 日野多香子 児童文学の新たな旗手として ありふれた日常が一人の作家の筆にかかると、 燦然と輝く別の世界にかわる。 藤谷さんの作品を読むとき私はいつもそれを 感じます。 それは作品そのものの魅力です。同時に、 その作品のなかでは、主人公のその後と深く かかわったりもします。 (中略) ともあれ、藤谷さんはこれからの若手の作家 として、とても楽しみなひとりなのです。 ◆もくじ◆ 一 キョウナの手紙 二 気になる麦茶 三 スマートフォンダマシ 四 Dr.サマーヴァケーションの手紙ーキョウナへの返信ー 五 死 エピローグ 児童文学の新たな旗手として 日野多香子 あとがきに代えて
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