出版社 : KADOKAWA
好きにアイテム製作をするために、家を手に入れようと思い立ったイリヤ。コツコツお金を貯めよう! と奮起して、ポーション作りのついでに悪徳商人を返り討ちにし、ドラゴンが出たと聞けば素材採取に出かけ……!?
最凶の暗殺者であるかつての師を下し、内乱を防いだ元・伝説の暗殺者ロラン。戦いの中で片腕を失ったものの、ギルド職員としての「普通の生活」を取り戻しつつあった彼のもとに、かつての仲間の騎士エルヴィがお忍びでやってくる。彼女の口から語られたのは、ルーベンス神王国の国王が暗殺されたという大事件。そして、それを完璧に遂行できる暗殺者など存在するはずがないーロラン以外は。ロランは果たして、己の潔白を証明し、事件を解決できるのか?
パティシエのルシアから、スイーツバイキング用の新作メニューを試食して欲しいと呼ばれた悠利。美味しいタルトに舌鼓をうちつつも、現代日本を思い出し甘さ控えめのものもあるといいかもとアドバイスをするが……?
酒造りにキノコ狩りにと、増えた仲間たちとスローライフを楽しむヒトシに、ゲーム最凶の邪神の影が忍び寄るが……ゲーム知識でとんでも武器を生産!?
己の手で復讐劇の幕を開け、お飾りの『人形姫』から女王となったルクセリア。前世の記憶と強大な魔力、五本の宝剣を手に、腐敗した政を次々と変革していく。だが仇である五大侯爵家を調査する中、市中で魔力持ちの子どもが行方不明となる事件が多発していると知ったルクセリアは、さらなるこの国の“歪み”を見てしまい…?悪徳の女王は、その手ですべてを壊しー甘美なる復讐劇は最高潮を迎える!
十歳になると女神の信託により職業を与えられる世界。使役する人形を囮にして、魔物の気を引くことしかできない【人形遣い】は不遇職であった。そんな【人形遣い】になってしまったアイクは、決して人形を囮のように使うことはなく、常に大切な仲間としてともに戦い続けた。そして、そんな心優しきアイクに、ある日奇跡が起きる。人形に心が宿り意思を持つようになったのだ。さらに意思を持った人形は、これまでとは比べものにならない力を持っていた。強力な力を手に入れたアイクと、アイクを健気に、そして熱く慕う美少女人形たちは、次々と強敵を打ち倒していく中で、絆を深めていく。そして「信頼」という絆は、いつしか「恋」へ……。人形遣いの青年と、青年に仕える従順な美少女人形たちが協力しながら成長していく、恋心と絆の爽快冒険譚! プロローグ 心を得る者/第一章 迷宮脱出/第二章 駆け上がる者たち/第三章 最後のピース/第四章 合同依頼とハプニング/人形遣い(フィギュア・マスター)の英雄/エピローグ
失意の中勇者召喚に巻き込まれたアラタ。 国を挙げての歓待を受け、一行が目指すは魔王討伐。 だが、アラタは自暴自棄からその方針から外れ好き勝手にスキルを習得していく。 全ては一人になりたいため。 けれど、それは唯一国の支配から逃れる一手だった。 異世界で得た新たな縁に支えられ、孤独な男の逆転が始まる。 これは、勇者をやめたい男の転移譚。
迷宮で見つかった卵の孵化計画を進めていたエルト。 そこから孵ったのはなんと、喋るコカトリス女王ディア! しかもエルトとステラを親と認識してしまい、一つ屋根の下で賑やか共同生活が始まることに。 他にも地獄の侯爵を召喚しちゃったり、新しいダンジョンが見つかったり、魔物の大量発生があったり……!? 今日も領地は賑わいながら拡大中!
愛する妻ユリナとの生活が平和に過ぎていく中、ケイゴはレスタの町で虐げられて生きる孤児たちの存在を知る。なんとか孤児たちを救おうとマルゴ達蒼の団の協力も得ながら奔走する彼だったが、いくら現代知識を持ち、優れたポーションも作れるケイゴであってもどうにもならない状況に打ちひしがれてしまう。しかし、そんな彼に手を差し伸べる人物もいてーー。新しい町、新しい仲間、戦いに赴く男たち、男を見送る女たち。交互に訪れる日常と非日常の中で、ケイゴの異世界生活は、ユリナと仲間たちとともに新たなステージへ向かう。 プロローグ/第一章 泥の中に咲く花/第二章 救え/第三章 陰謀/第四章 イトシノユリナ/第五章 大滝ダンジョンの発見/第六章 徴兵/第七章 撤退、そして覚醒/第八章 決戦/第九章 暴かれる正体/エピローグ
薔薇の天使と称えられる美しき伯爵令嬢のローザ。しかし実際は、男同士の恋愛に妄想をたぎらせる貴腐人であった。一方、ローザの叔父のアントンは女同士の恋愛に妄想をたぎらせる百合の使徒。久しぶりに再会した二人は、お互いの宗派(?)を布教すべく水面下でバトルを繰り広げていた。そんなとき、王宮では王太子妃選抜茶会に端を発した陰謀の気配が。ローザはそれに気づくこともなく、薔薇愛布教に邁進していたのだがその加速し続ける妄想と腐りきった振る舞いが救国へと導くことに!?
<< 2022年本屋大賞ノミネート & ブランチBOOK大賞2021受賞 >> ■■各種ミステリランキングで話題沸騰中■■ 『このミステリーがすごい! 2022年版』(宝島社)国内編 8位 週刊文春ミステリーベスト 10(週刊文春 2021年 12月 9日号)国内部門 6位 「ミステリが読みたい! 2022年版」(ハヤカワミステリマガジン 2022年 1月号)国内篇 8位 『2022本格ミステリ・ベスト10』(原書房)国内ランキング 4位 成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とはーー。 『教室が、ひとりになるまで』でミステリ界の話題をさらった浅倉秋成が仕掛ける、究極の心理戦。
職を失い、自転車旅行の最中に雨に降られた青年・栗田拓海は、年季の入った一軒の建物を訪れる。穏やかな老人がかつてペンションを営んでいた「ムーンライト・イン」には、年代がバラバラの三人の女性が、それぞれ事情を抱えて過ごしていた。拓海は頼まれた屋根の修理中に足を怪我してしまい、治るまでそこにとどまることになるがー。人生の曲がり角、遅れてやってきた夏休みのような時間に巡り合った男女の、奇妙な共同生活が始まる。
かつて身をていして国を守った騎士・イオニアは、天使のように美しい辺境伯の四男・レオリーノに生まれ変わる。レオリーノは夢の中で、イオニアの人生をたどり、身分差から想いを封じた王弟・グラヴィスへの思慕を思い出す。さらに敵国の内通者によって殺された記憶までよみがえり、慰霊祭の日に裏切り者と対峙するが、逆に拘束されてしまう。命の危機にひんしたレオリーノが、「ヴィー!」と助けを求めると、イオニアを喪って以来、すっかり厭世的になっていたかつての親友であり将軍・グラヴィスが現れーー!?
シナリオライターの私が転生したら悪役令嬢!? 今回の人生でも乙女ゲームを開発中! 恐れられているコワモテ男子も巻き込んで……! 無骨に見えながら中身はオトメ。 ゲームづくり仲間のハズがきゅんとしてしまい!? 無骨な隠れオトメンが悪役令嬢に恋を! 異世界ラブコメ ☆キスまでのピュアな恋! 『ジュエルブックス ピュアキス』☆
「アナタ方で多数決で決めていただきます。自分たちで決めるんです。最も不要で、嫌われ者で、死んでいい者を」 ストーカーに悩む親友サラを気遣い、ジョーは彼女を送り届けることにした。しかし家についた途端、何者かに襲われ気を失ってしまう。次にジョーとサラが目を覚ましたのは、奇妙な施設の中だった。そこにいたのは、同じように攫われてきたという奇妙な人々。ジョーとサラを含めた11人は、疑心暗鬼に駆られながらも、協力し、励ましあい、仲間になっていった。ジョーもサラを守り、皆を信じ、施設を脱出することを決意する、しかしその先に待っていたのは「誰かの死を皆で決める」デスゲームだったーー。 第20回えんため大賞×RPGアツマールPRESENTSえんため大賞 自作ゲーム部「大賞」受賞作。300万プレイを突破し、ゲーム実況動画にて累計900万再生を超える人気ゲーム『キミガシネ』。原作者完全監修のもと、ジョー視点で描かれたノベライズ、ついに登場!!
異世界で冒険者として生きるハイエルフ"ケーナ"はダンジョンの最下層でかつてVRゲーム『リアデイル』での相棒である魔人オプスとついに再会する。 しかし、再会したと同時に急激な魔力消費によってケーナは意識を失ってしまうのだった。 そしてオプスは気絶したケーナと彼女の同行者であるクロフ、クロフィアを連れてダンジョンを後にすると、隠れ家でケーナを休ませている間に来たるべき日のための準備を進めるのだったーー。 ケーナ&オプスの最強コンビが200年越しの再結成!? 200年後から始まるエルフの伝説、第6弾!!
中学生の清良は図書室登校をしている。他人の大声や暴力的な言葉が怖くて、教室に入れなくなってしまったのだ。けれど静謐で穏やかだった図書室も最近すこしおかしい。生徒の集まるネット掲示板に不穏な噂話が書き込まれ続けているのだ。特に“ダンテ”の発言は過激で、皆がその話をするようになっていた。そんなある日、清良は同じ図書室登校だという眼鏡の少年と出会う。しかも彼は本と話せると言い、黄金の『神曲』を紹介してくれるのだけれどーー。
小網町の白扇屋・吉野屋へ婿入りした岡三郎は、一緒になったばかりの妻に惚れ込んでいたが、どうやらまだ夫婦の契りがないらしい。それを聞いた老舗眼鏡屋・村田屋のあるじの長兵衛は、吉野屋の一番弟子が問題の鍵を握ると言い出して…(「蒼い月代」)。飛鳥山にて湯治中の長兵衛のもとを自身番が訪ねてきた。村田屋の手代頭を名乗る男が、村田屋の天眼鏡を江戸で評判の料理屋の板長へ貢げばそこへの仕入れがかなうと、王子村の豆腐屋から大金を騙し盗ったらしく…(「湯どうふ牡丹雪」)。創業百二十年を迎える老舗眼鏡屋のあるじは、知恵と人情で問題に挑むお江戸の“名探偵”。時代小説の名手による、心に沁みる極上の六篇。
【第13回 新井賞受賞決定!】 切ない事情を持ち寄って、不器用な四人が始めた同居生活。 ギャンブルに溺れる父と働きづめの母から離れ、日々をなんとなく生きる二十歳の章介。北国のキャバレーで働きながら一人暮らしをする彼は、新しいショーの出演者と同居することになった。「世界的有名マジシャン」「シャンソン界の大御所」「今世紀最大級の踊り子」……店に現れたのは、売り文句とは程遠いどん底タレント三人。だが、彼らと言い合いをしながらも笑いに満ちた一か月が、章介の生き方を変えていく。『ホテルローヤル』『家族じまい』著者が放つ圧巻の人間ドラマ! このラストシーンは、きっとあなたの希望になる。