1989年10月25日発売
黄金の悪夢黄金の悪夢
ブラジル奥地の街スエラで夏休みを過ごしていた18歳の毬男は、元ヤクザの水田耕介からとてつもない仕事をもちかけられた。砂金盗掘団の飛行艇を爆破し、莫大な懸賞金を稼ごうというのだ。こうして奇妙な冒険行は開始され、やがて原住民が“夜、光る河”と呼ぶ黄金の地に2人は辿りついた。夜陰に乗じて奇襲をかける水田と毬男。手榴弾攻撃によって飛行艇は炎上し、すべては計画どおりに運んだかにみえたが、これが毬男にとって、忌わしい悪夢の始まりとなった…。長編冒険小説。
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