1994年12月22日発売
鹿の王鹿の王
女は獣、獣は男、過去は未来、未来は現在…輪廻転生による、釈迦の前世物語。生とは、死とは何か。そして、釈迦の悟りとは何か。仏教創始以来、二千五百年の歴史的な謎に、深く分け入る画期的な連作小説。
真・魔韻の書(上)真・魔韻の書(上)
リックは魔韻の書の秘密を解きあかせるのだろうか。『リルガミン冒険奇譚』でおなじみの竹内誠がついに長編ファンタジー小説で登場。不思議な力を秘めたブレスレットと魔韻の書をもった青年戦士リックはカルスクの街でフィオナとアルウィンの兄妹を助ける。彼らの館に招かれたリックは、王位継承権争いに巻き込まれ、雪竜の鱗を取るため山へと向かうことになる。リックの祖国を滅ぼしたヴァリナーが魔韻の書をねらってリックの前に立ちはだかるのだが…。
紺碧の少女紺碧の少女
南洋に浮かぶ孤島で夕季が見たものはー。時は1943年夏、日本軍の暗号解読に成功していた連合軍は、要人を乗せた日本軍機が飛び立ったことを知るとすぐさまそれを追撃した。撃墜された日本軍機に同乗していたのは可令官の父を訪れていた少女、夕季であった。不時着から夕季を助け出したのは、南洋に浮かぶ謎の孤島に住む少年、ベン。その島とは。そして夕季が見たものは。エンターテイメントの鬼才、水城雄が放つ冒険SFの会心作。
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