1994年8月19日発売
亜愛一郎の狼狽亜愛一郎の狼狽
雲や虫など奇妙な写真を専門に撮影する青年カメラマン亜愛一郎は、長身で端麗な顔立ちにもかかわらず、運動神経はまるでなく、グズでドジなブラウン神父型のキャラクターである。ところがいったん事件に遭遇すると、独特の論理を展開して並外れた推理力を発揮する。作家・泡坂妻夫のデビュー作「DL2号機事件」など全8話を収録した。解説=権田萬治 ■目次 「DL2号機事件」 「右腕山上空」 「曲った部屋」 「掌上の黄金仮面」 「G線上の鼬」 「掘出された童話」 「ホロボの神」 「黒い霧」
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