2008年4月3日発売
峠越え峠越え
江戸深川の女衒・新三郎は、仕事の不始末で背負い込んだ借金返済の旅に出た。その旅先で壺振りおりゅうと出逢った偶然が、新三郎の人生を大きく変えることになる。二人で新たに人生をやり直すべく、おりゅうが考え出したのは、江島神社の裸弁天を江戸へ持ってきて公開する「出開帳」だった。成功すれば何千両もの拝観料が手に入り、堅気に戻れるが…。爽やかな余韻が胸に残る傑作時代小説。
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江戸深川の女衒・新三郎は、仕事の不始末で背負い込んだ借金返済の旅に出た。その旅先で壺振りおりゅうと出逢った偶然が、新三郎の人生を大きく変えることになる。二人で新たに人生をやり直すべく、おりゅうが考え出したのは、江島神社の裸弁天を江戸へ持ってきて公開する「出開帳」だった。成功すれば何千両もの拝観料が手に入り、堅気に戻れるが…。爽やかな余韻が胸に残る傑作時代小説。