2009年7月17日発売
オートフィクションオートフィクション
私が殺した過去と過去が殺した私 22歳の作家が、自分の過去を題材に小説を書き始めた。小説は現在から過去へと遡り、15歳の話で終わる。過去は彼女の何を変えたのか。彼女は過去の何を変えたのか。渾身の異色作。(解説/山田詠美)
君はフィクション君はフィクション
天才・中島らもの才能が炸裂!! 最後の短編集 中年の小説家「おれ」と若い女との奇妙な密会を描く表題作『君はフィクション』ほか、様々なスタイルの珠玉の短編を収めた最後の作品集。単行本未収録の幻の3作品も同時収録。(解説/坪内祐三)
華鬼(4)華鬼(4)
華鬼が鬼ヶ里に戻った。それを喜ぶ神無は、華鬼が自分にとってかけがえのない存在であることに気づき始める。一方華鬼は、芽吹き始めた神無への気持ちに違和感を覚えながらも彼女と過ごす時間に安らぎを見出していた。穏やかな時間を手に入れたかに見えた二人だったが、それを待ちわびたかのように前鬼頭の息子響が不気味に笑む。さらに、選定委員と名乗る男たちが神無の前に姿を現して……? 鬼と少女の学園伝奇、最終巻。神無の最大の危機に華鬼は──!?
PREV1NEXT