アイヌ民族とともに生きる架け橋はなにか…。現代の読者に鋭く問いかける。若者ジンが夢を抱いて北海道に渡ったのは、15歳の春。しかし、その豊かな大地は、激動の時代に生きぬく誇り高いアイヌ民族の故郷でもあった。