2013年10月17日発売
こちら警視庁美術犯罪捜査班こちら警視庁美術犯罪捜査班
三田村豪気は、警視庁捜査二課美術犯罪捜査班に所属する新米刑事。やる気と体力は人一倍だが、美術にはとんと疎い。美貌の上司・岸すみれの薫陶のもと、にわか仕込みの知識を駆使して、違法スレスレの詐欺的ビジネスを続ける美術品販売会社の犯罪を暴こうとするが…。
離婚男子離婚男子
夫婦ゲンカしたまま長距離トラックの仕事に出た健二が帰宅すると、妻の香織が、二歳半の一人娘・シーちゃんを残し、ありったけの家財道具を持って家出していた。な・ん・で・や?長距離の仕事をこなしながら、消えた妻を探すハメになった健二。慣れぬ子育てに四苦八苦しつつも、大型タンクローリーの助手席に可愛いシーちゃんを乗せ、今日も東奔西走するのだがー。オカしくてケナゲな珍道中、レッツラゴー!
伊藤博文邸の怪事件伊藤博文邸の怪事件
大日本帝国憲法発布前夜、明治17年(1884年)の高輪、伊藤博文邸。書生としてその洋館に住み込むことになった杉山潤之助の手記を、偶然古書店で手に入れた小説家の私。そこには伊藤博文邸で起きた怪事件の様子が、ミステリー小説さながらに描かれていた。密室で行われた殺人、庭園に残った不審な足跡、邸のまわりをかぎまわる怪しい新聞屋、伊藤公の書斎から聞こえる物音、そして第二の死体…相部屋の書生、月輪龍太郎と推理合戦を繰り返し、伊藤公の娘・生子お嬢様とその教育係・津田うめにふりまわされながら潤之助が見た事件の真相とはー。