2013年8月12日発売
小説 野性時代 第118号小説 野性時代 第118号
角川ホラー文庫20周年を記念して、小説を中心とした恐怖の世界に誘います。綾辻行人新刊インタビューほか、貴志祐介、恒川光太郎らホラー作家の選ぶホラー映画ベスト3、今夏公開の映画『貞子3D2』特報も掲載。
問題物件問題物件
大島不動産販売前社長の遺児で、難病に苦しむ大島雅弘の世話係を務めていた若宮恵美子は、派閥争いのあおりを受け、新設部署への異動を命じられた。雅弘をトップに、3名だけでクレーム対応をする部署らしい。現社長の高丸は、反高丸派の旗頭である雅弘に無理難題を押しつけ、責任を取らせて追い出したいのだー。次から次へと問題物件を押しつけられ途方に暮れる恵美子の前に、「探偵」を名乗る奇妙な男が現れて…。前代未聞の名探偵(?)犬頭光太郎登場!!居座り、自殺、ゴミ屋敷、ポルターガイストに失踪まで。お部屋に関する問題を、人間離れした能力で華麗に無理矢理解決!破天荒極まりないミステリー!
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