2015年8月6日発売
打ち上げ花火を創った三代目玉屋市郎兵衛。浅間山噴火で両親を亡くすも、その豪火に魅入られた少年は被災後をなんとか生き延び、花火師となるべく江戸に出、花火屋の玉屋、鍵屋に奉公する。より綺麗な色と形の、より響く音の、そして江戸城をも超える高さの打ち上げ花火をあげるために男は、殺人、放け火、店の乗っ取りと、悪の限りを尽くす。小嵐九八郎の大傑作『悪たれの華』が『この時代小説がすごい!』でついに文庫化!
老舗花火屋・鍵屋の手代として働く新八は、一世一代の悪計によって、犠牲は大きかったが、二大花火屋の一角、三代目玉屋市郎兵衛の座を手に入れる。独り立ちした市郎兵衛は、理想の花火創りに邁進する。より綺麗な色と形の、より響く音の、そして江戸城をも超える高さの打ち上げ花火をあげるために男は、殺人、放け火、店の乗っ取りと、悪の限りを尽くす。小嵐九八郎の大傑作『悪たれの華』が『この時代小説がすごい!』でついに文庫化!
幕府に謀叛を企む闇勢力の陰謀を阻止し、出身藩の危機を救った浪人の左兵衛。しかし敵の首領を取り逃がした左兵衛は、帰藩せよとの要請に応じず、首領を追うために用心棒稼業を続けていた。そんな左兵衛が、正体の知れない謎の女の用心棒をすることになる。それはとある藩の事件に巻き込まれていく第一歩だった。「俺の二刀を見たら死ぬぜ」が決め台詞の、最強二刀流用心棒が活躍する痛快剣客小説。書き下ろし。『この時代小説がすごい!』シリーズ。
婚活サイトを利用した連続不審死事件に関与したとして、殺人容疑がかかる円藤冬香。しかし冬香には完璧なアリバイがあり、共犯者の影も見当たらなかった。並外れた美貌をもつ冬香の人生と犯行動機に興味を抱いた週刊誌ライターの由美は、事件を追いはじめる。数奇な運命を辿る美女の過去を追って、由美は千葉・房総から福井・東尋坊へ。大藪賞受賞作家が描く、驚愕の傑作サスペンス!『このミス』大賞シリーズ。
江戸の両国橋近くに住むおゆうは、老舗の薬種問屋から殺された息子の汚名をそそいでほしいと依頼を受け、同心の伝三郎とともに調査に乗り出す…が彼女の正体はアラサー元OL・関口優佳。家の扉をくぐって江戸と現代で二重生活を送っていたのだー。優佳は現代科学を駆使し謎を解いていくが、いかにして江戸の人間に真実を伝えるのか…。ふたつの時代を行き来しながら事件の真相に迫る!