2017年10月15日発売
俺が大統領になればこの国、楽勝で栄える アラフォーひきこもりからの大統領戦記(1)俺が大統領になればこの国、楽勝で栄える アラフォーひきこもりからの大統領戦記(1)
不動天馬は歴戦の「ひきこもりニート」である。彼の“神がかった”天賦の才が世に悪用されれば、世界のパワーバランスが一転してしまうからである。天馬はそう確信していた! だが、ついに恐れていた事態が起きる。天馬の知性に目をつけた超大国が、彼を拉致したのだ。しかし、天馬は思う。ついに時が来たと。世界が彼に動きだすことを求めてきたのだと。 「俺を手駒にしたいのならば、大統領の椅子を用意しろ」 天才ゲーマーが大統領になれば、どんな小国でも楽勝で超一流国に!? チート一切なしのアラフォー現代戦記が開幕する!
藤式部の恋人藤式部の恋人
千年の昔、平安京・東京極(きょうごく)の古びた寝殿造の屋敷で、密かに壮大な物語を書いた女性がいた。その歴史上の名は藤式部、愛称は紫式部と呼ばれている。 藤式部が著した源氏物語・紫式部日記・紫式部集と、同時代を生きた仮名(かな)の名手で三蹟のひとり藤原行成が遺した日記「権記」との接点を手がかりに、藤式部はなぜ/いかにして陰謀渦巻く藤原摂関体制の渦中で「源氏物語」を書いたのか、「源氏物語」が語ろうとするものは何かに迫る、歴史に拠る源氏物語の深読みへといざなう意欲作。
PREV1NEXT