2018年11月5日発売
普段はモブとして力を隠しつつ、陰ながら物語に介入して実力を見せつける『陰の実力者』に憧れる少年・シド。異世界に転生した彼は念願の『陰の実力者』設定を楽しむため、妄想で作り上げた『闇の教団』を蹂躙すべく暗躍していたところ、どうやら本当に、その教団が実在していて…?ノリで配下にした少女たちに『勘違い』され、シドは本人の知らぬところで真の『陰の実力者』になり、そして彼ら『シャドウガーデン』は、世界の闇を滅ぼしていくー!!
豊作だ。ありがとう『万能農具』。大樹の村に再びやってきたキアービットに同行してきたのは、双子の天使族であるスアルリウとスアルコウ。彼女たちを加えてもあまり変化のない村の生活!?畑を耕し、魔物も耕し、村の拡張はのんびり進行中!
リエンツを襲った最大の脅威は去った。暴走は止まり、リエンツには再び平穏が訪れた。そしてジンは、ついに人生の節目に向けて動き出す!!“結婚報告”のために、エルザの両親が住む“ジャルダ村”を訪れた一行。そこに突如現れた、“異世界テッラ”に存在しないはずの“謎の異種族”。さらには“国王”まで現れて…“フィーレンダンク”の未来の行く末は!?大人気ファンタジーノベル、感動の大団円!!
駆け出しの建築家・誠と、カフェで働く日菜。雨がきっかけで恋に落ちた二人は、鎌倉の海辺の街で愛にあふれた同棲生活を送っていた。しかし、ある雨の日、バイク事故で瀕死の重傷を負ってしまう。目を覚ました彼らの前に、“案内人”と名乗る喪服姿の男女が現れる。そして誠と日菜は、二人合わせて二十年の余命を授かり、生き返ることになるのだが、それは、互いの命を奪い合うという、あまりにも苛酷で切ない日々のはじまりだったー。『桜のような僕の恋人』の著者が贈る、胸打つ長編小説。
富樫くんが家に遊びに来ると、とんでもない事件が発生ー。近所の「かちゃっぺない」カズ坊さんから、朝日に衝撃発言がー。「こねこ、上げます」の貼り紙にねだる朝日。反対する家族ー。破天荒な朝日の父は名探偵!?友だちの島田さんはいい人だがー。亡き母の代わりに西村家を支える夕日には、驚くような秘密がー。北海道・小樽を舞台にした、昭和の風情ただよう、笑いあり涙ありの家族の物語。