2018年9月15日発売
私・清水健人(42)の生きがいは、高校2年生の娘、紫音の成長だ。親バカかもしれないが才色兼備な紫音。彼女を立派な大人へと導くことが私の務めであり、亡き最愛の妻・紫への供養になるはず。だが最近、頭を悩ませることがある。それはー「お父さん、浮気なんかしてないでしょうね。チェックよ」紫音の距離感がちょっと(いや、かなり)近すぎるんじゃないだろうか!?浮気チェックと言って抱きついてくるし、スキンシップが大事とお風呂で洗いっこを要求してくるわ、何かとベッドに潜り込んでくるのは、いったいどういうわけだ!?これはー、中年親父である私が実娘にあの手この手で誘惑されても、決して一線を越えることのないラブコメディである。
無事、春組の旗揚げ公演を成功させた新生“MANKAIカンパニー”。しかし年内中に残りの夏、秋、冬組の劇団員を集め、借金を返済しないと劇団は潰されてしまう!そんな中開催された夏組団員募集オーディションに、驚きの人物が現れて…!?巻末には夏組メンバーでナイトプールに行く書き下ろし短編『夏組サマーバケーション』も収録!つぼみが花咲く、公式ノベル第2弾!
イベント会場で残念な出会いを果たした腐女子JK・朱葉(神絵師)と腐男子先生・桐生(信者)。イケメン生物教師としてのオンの顔と、残念なオタクのオフの顔を使い分けながら朱葉とオタ活に勤しんでいた桐生だったが、世はまさに新学期。図らずも桐生は進級した朱葉の担任になってしまい…!?「早乙女くんの人生からブロックされたら、すごく、困る!」朱葉の熱烈なフォロワーも学校に入学し大波乱のオタクラブコメ第2巻!!!!!
かつてその世界で“賢者”とまで称されながらも、『魔法戦闘に最適な紋章』を求め未来へと転生したマティアス。幸運にも一度目の転生で最強の紋章を手に入れられたが、なぜか未来でその紋章は「失格紋」と呼ばれ、蔑みの対象になっていた。魔法戦闘に最適な紋章が「失格紋」扱いされ、魔法理論さえ退化させられていた陰に魔族の陰謀を感じ取ったマティアス。果たして彼の危惧ー魔族による王都襲撃は現実となった。それを退け、さらに上位の魔族に迫るべく隣国に足を踏み入れた彼らは、街の一つフォルキアが、すでに魔族によって支配されていることを知る。そしてそこでは、今まさに最悪の魔族ザリディアスの封印が解かれようとしていた。マティアスを凌ぐ力を持つザリディアスの目的はただひとつー“人類滅亡”。一刻を争う事態に、マティアスはルリイとアルマに『ある任務』を託すと、ついにザリディアスと激突する…!!
『邪龍復活からエルフの里を救ってほしい。もちろん対価としてーこの身を貴殿に捧げるつもりだ』神剣ウェヌスの手引きとアリアの協力により、パーティーに加入したばかりのクルシェを、またまた酔った勢いで抱いてしまったルーカス。今度こそ酒に呑まれるのは止めよう、女の子を見境無く抱くのは止めよう、と気持ちをあらためる彼だったが、そこに神剣復活の噂を聞きつけたエルフの美少女が現れてー!?「ふふん!分かる者には分かるのじゃ!我の素晴らしさがの!では早速、今晩にでもこやつとセッーぎゃあ!」「だから何で勝手に話を進めてんだよ?」今度はエルフが眷姫(ハーレム)入り!?おっさん“超最強”バトルファンタジー第2弾!眷姫たちとの嬉しい(?)ひとときー本書だけの書き下ろし短編2編を収録!!
壱岐島で暮らす、ごくごく普通の人々。しかし、その誰もが語るべき物語を持っている。「医師の家」の運命に翻弄される人と、一家をとりまく人々。フィリピンからやって来た一人の女性の淡い恋の記憶。軍人の父を持つ少女の強く、美しい生き様。島に暮らす人々に残る戦争の記憶…。島の空気、懸命に自分の物語を紡ごうとする人々の力強さ、はかなさ、愛おしさ。すべてが溶け合い、ひとつの歌を紡いでいく。プラダ・フェルトリネッリ賞(プラダ主催・国際文学賞)を受賞した著者、待望のデビュー作!
幼き頃に出会った旅人が語った冒険譚に憧れ、冒険者になるべく冒険者ギルドを訪れたリョウマだったが、階級を決める審査の結果、一人では魔物の討伐すら受けられない冒険者とは名ばかりの見習い『鉄等級』に認定されてしまう。途方に暮れるリョウマだったが、一組の冒険者パーティに加えてもらえる事に。そして、彼らと主にダンジョンへと向かったリョウマだったが、こき使われた挙げ句にダンジョンに置き去りにしてしまう…。