2021年12月23日発売
「お前の初めては、全部貰う事にした」 下級の女神アメリアは、至高神レイの7番目の花嫁として嫁入りすることになった。これまで彼に嫁いだ6人の花嫁は、気が狂ったり行方不明になったり、ことごとく不幸になったという。しかし、アメリアの目標は、形だけの妻として自由を謳歌することだった。 そんな夫を顧みない花嫁に振り回されながら、アメリアの無垢な体と反応に独占欲を芽生えさせていくレイ。 微妙にかみ合わない二人の、結婚から始まる神様系ファンタジーロマン。
「言えよ、俺としかセックスしたことありません、って」 (わたしたち三年前に別れましたよね!?) おひとり様ライフを満喫する三園亜沙は、 海外事業部のモテ男子・才賀の帰国に顔面蒼白! それというのも、才賀は亜沙にとって 唯一の元カレだったから。 関係は終わったはずなのに、 帰国祝いの飲み会でお持ち帰りされ、 抵抗むなしく熱く激しい愛撫に翻弄される。 三年半も離れていたのに彼は亜沙に執着してきて……!? ハイスペック俺様男子(さらに性欲モンスター)×マイペースお肉大好き女子 振り回して振り回されてのすれ違いLOVE♥
ニューヨーク州北部を人知れず流れる川、ダッチマンズ・クリーク。 妻を癌で失ったエイブと、交通事故で家族を一度に亡くしたダンは、釣りに打ち込むことで孤独と喪失感に堪えていた。二人は新たな釣り場としてその川に向かう途中、一九世紀から始まる長い話を聞く。それは、ダッチマンズ・クリークの水源に沈んだ町と、愛する者を失った男たちが謎の〈漁り人〉と結んだ契約にまつわる、奇怪な物語だった。そして、〈漁り人〉の伝説は、やはり愛する者を失った二人の釣り人を引き寄せていく……魔の川へと! 二〇一六年ブラム・ストーカー賞長編賞受賞作。 二一世紀アメリカのホラー界を先導する俊英の代表作、ついに邦訳!
『認知症』患者の予防と治療を目的として開発されたAIドクターロボット…。AIがランギュラリティの域に達しても、認知症患者は老化という不可逆な現実からは逃れられない。それでも症状改善と闘うAIドクターロボットが臨床経験で得た結論とは?
コロナ禍から10年が経過した日本の社会…。バイザーを利用した相互監視システムが構築され、どんな理由であれ、適合できない人々は「アンプラ」と呼ばれた。不適合の人々は“静山泊”に集まり共同生活を送るものの、地域住民による排斥運動に悩まされる。彼ら・彼女らの行く場所はあるのか?