2024年10月3日発売
★★★日本仏教の最大宗派の開祖・日蓮の生涯を描いた 童門歴史文学のライフワーク、ここに完結!★★★ /////////////// 本書のココがスゴイ!////////////// ・96歳の歴史作家・童門冬二の最後のライフワーク、 ”日蓮の生涯”を描いた超大作 ・日蓮が予言した「蒙古襲来」から750年を記念し、 全一巻で復刊 ////////////////////////////////////////////////// ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なぜ、かくも日蓮の言葉は人々の心にひびくのか? 日蓮が唯一にして最高の経典と位置づけた法華経には、 どのようなことが書かれているのか? ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1274年(文永11年)10月5日〜20日(※)とされる1度目の「蒙古襲来」から、ちょうど750年。『小説 上杉鷹山』をはじめ多数のベストセラーを生み出した96歳の歴史作家・童門冬二が、構想10年のもとに書き上げたライフワークの完結編『国僧日蓮』(上・下)を改題復刊。鎌倉仏教の開祖にして不世出の仏教者・日蓮上人の波乱万丈の生涯を描く超大作として、装いも新たに生まれ変わりました。 (※現代の新暦に計算し直したもの。歴史的記述(旧暦)では、11月4日〜19日となります。) ////////////////////////////////////////////////// 現代の日本が遭遇している状況は、 日蓮が生きた時代と酷似している。 この小説の主題のひとつは、 『もし日蓮が生きていたら、この国家的・ 国民的危機にどう対応するか』ということである。 ーーーーーーーーーーーーーーーー童門冬二 ////////////////////////////////////////////////// 流罪赦免 立願・修行 立教開宗 正法護持 憂 国 身延入山 蒙古襲来 上行菩薩再誕 佐渡回想 旃陀羅の子 頼基陳状 日蓮入寂 あとがき
「この物語は、中年版『君たちはどう生きるか』です。」--金原ひとみ 仕事と動画とご飯というルーティン。 それが私で、私の生活だ。自分には何もない。(本文より) 毎日同じ時間に出勤退勤し、同じようなご飯とサブスク動画を詰め込む「ルーティン人生」を送る、45歳一人暮らしの「兼松書房」労務課勤務・浜野文乃(はまのあやの)。ある日、上司の指示で、「捻挫で三週間の在宅勤務」を続ける編集者・平木直理(ひらきなおり)の自宅へ行くと、そこにはホストクラブの高額レシートの束や、シャンパングラスと生ハム、そして仕事用のiPadが転がっていてーー。 Amazonオーディブルで大反響! 「登場人物全員が愛おしい」「今の自分に必要な作品」「最後は感涙」…etc. 慣れきった日常に光を与える、爽快ミラクル・ストーリー! 金原ひとみ(かねはら・ひとみ) 1983年東京都生まれ。2003年に『蛇にピアス』ですばる文学賞を受賞しデビュー。翌年同作で芥川賞を受賞。10年『TRIP TRAP』で織田作之助賞、12年『マザーズ』でBunkamuraドゥマゴ文学賞、20年『アタラクシア』で渡辺淳一文学賞、21年『アンソーシャル ディスタンス』で谷崎潤一郎賞、22年『ミーツ・ザ・ワールド』で柴田錬三郎賞を受賞。他の著書に『AMEBIC』、『オートフィクション』、『fishy』、『パリの砂漠、東京の蜃気楼』、『デクリネゾン』、『腹を空かせた勇者ども』、『ハジケテマザレ』など。
2018年1月11日。 新潟県三条市で、JR信越線が大雪で立ち往生するという事件が発生。 高校生男女たちも電車に閉じこめられ、 15時間”密室”となった車内で、熱い恋が動き出す……! 実際に起きた事件を基に、ラストの思いがけないどんでん返しまで鮮やかに描き切る、綾崎隼、待望の恋愛ミステリ。 センター試験2日前、歴史に残る最強寒波が新潟県全域を襲った。 放課後、受験勉強を終えた三条市の高校三年生、石神博人は大雪の中、最寄りの三条駅に着いたが大混雑で電車は全然来ない。自宅のある帯織駅までは2駅とはいえ約7キロあり、この天候で歩いて帰るのは難しい。 18時過ぎ、やっと来た電車に乗り込むと、大混雑の車内で偶然地元の友人、櫻井静時と遭遇する。久々の再会を喜んでいるとき、そのスマホに博人が想いを寄せる幼馴染み、三宅千春からメッセージが届いたのを見てしまう。しかも静時は気づいたはずなのにメッセージを開かず、通知は300を超えていた。密かに動揺する博人だったが、同じ電車に千春も乗っていて……? はからずも雪の密室に囚われた夜、高校生たちは誰かを強く想った。逃げ出すことさえ許されない電車内で、祈るように未来を思った。 ーーこれはそんな夜に起きた、たった一晩の、まだ愛には至らない恋の物語。 装画:orie ■著者プロフィール 綾崎 隼(あやさき・しゅん) 1981年新潟県生まれ。2009年、第16回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞し、『蒼空時雨』(メディアワークス文庫)でデビュー。受賞作を含む「花鳥風月」シリーズ、「君と時計」シリーズ(講談社)、『盤上に君はもういない』『この銀盤を君と跳ぶ』(KADOKAWA)、『死にたがりの君に贈る物語』(ポプラ社)など著作多数。
優秀な姉と比べられ、冷遇されてきた奈緒。ある日いきなり姉がいなくなり、自身も異世界に召喚されると、そこには聖女として崇められている姉の姿があって…。妹を都合よく使おうという思惑のもと召喚された奈緒は、聖女の仕事を押し付けられ巡礼の旅に出ることに…。すると奈緒は道中で秘めていた能力を開花。スローライフを楽しみながら、多くの国民を救っていく。一方王都は、姉の怠惰により崩壊の危機が迫っていて…? 姉の我儘に付き合うのはもうたくさん! 都合のいい妹はやめて、異世界ライフを楽しんでもいいですよね?
伯爵令嬢・セシルは王太子に婚約破棄された挙句、覚えのない罪で一家揃って隣国に追放されてしまう。追放先は魔獣によって荒廃し、食料難に見舞われている劣悪環境。しかし、セシルはどんな場所でも魔獣を寄せ付けない【防御魔法】を持っていた。さらに、実は転生者であるセシルは前世の農業知識を活用して安定した食料源を得るなど、家族のために惜しみなく力を発揮! 荒れ地は最高の住まいに変貌を遂げる。やがて彼女の活躍ぶりが国内外に広まっていくと、祖国は次第にセシルを捨てた過ちの大きさに気づき取り戻そうと画策するが…。
男爵令嬢のメロディは、横暴な母親に「嫁いでこい」とお金のために結婚を決められてしまう。相手は、怪物と噂の公爵・ギルバート。辺境で魔族と戦う武闘派ゆえに、その恐ろしさから今まで9人の花嫁候補が逃げだしていた。そんな彼からの条件は「静かであること」のただ一つ。生まれつき声が出せないメロディは条件にぴったりのはずが、初めて会った彼の反応がおかしくてーー。 (噂とは違う美麗な方なのですね!) 「……黙れ」 (もしや私の顔がうるさいのでしょうか!?) 「それ以上、その口を開くな」 なぜかギルバートには心の声が伝わるようで怒られてしまう。それでも、持ち前の真っ直ぐさで彼と過ごしていくと、徐々に不器用な優しさを向けてくれるようになり…! 孤独だった2人が紡ぎ合う溺愛ファンタジー、開幕!
とある理由から“いわくつき”と呼ばれるようになった伯爵令嬢・ジュリエは縁談が途絶え、おひとり様生活を満喫していた。そんなある日、王弟殿下・ルーファスから突然婚約を申し込まれる。 「夫婦の触れ合いも跡継ぎも必要とはしていない」 ところがルーファスは、条件に合うお飾り妻を所望しているだけのよう。恋愛に懲りていたジュリエにとって白い結婚は好都合!と婚約を承諾したのもつかの間、ルーファスがむかし出会った不敬な少女をずっと探しているという話を耳にする。その少女とはまさにジュリエのことでー!? バレたら断罪される…と焦ったジュリエは、離婚してもらうべく悪妻を演じることに! しかし彼女の悪妻っぷりは周囲の人々をなぜか虜にしていき…? 「君なしではもう、生きていけない」 さらに、嫌われるどころか旦那様も激甘に豹変!?