小説むすび | 2025年3月27日発売

2025年3月27日発売

熟柿熟柿

出版社

KADOKAWA

発売日

2025年3月27日 発売

第20回中央公論文芸賞 受賞 本の雑誌が選ぶ2025年度上半期 ベスト10  1位 激しい雨の降る夜、眠る夫を乗せた車で老婆を撥ねたかおりは轢き逃げの罪に問われ、服役中に息子・拓を出産する。出所後息子に会いたいがあまり園児連れ去り事件を起こした彼女は、息子との接見を禁じられ、追われるように西へ西へと各地を流れてゆく。自らの罪を隠して生きる彼女にやがて、過去にまつわるある秘密が明かされる。『鳩の撃退法』(山田風太郎賞受賞)『月の満ち欠け』(直木賞受賞)著者による最新長編小説。 けんご(小説紹介クリエイター) 時間を忘れて、二度も読み耽ってしまった。一切の無駄がない、 洗練された美しい文章で紡がれた、心を抉る物語。(X  2025年4月10日投稿) 久田かおり(精文館書店中島新町店) 読み終わった後、しばらく何も考えられなかった。茫然と表紙を眺めつづけた。 しばらく他の物語を読みたくない、と思った。(Readee 書店員レビュー) 杉江由次(本の雑誌社) お涙頂戴の感動なんてものではない。もっと大きな本物の人生が、迫力を持って描かれる。震えがくるほどのすごい小説であり、2025年を代表する小説だ。 (本の雑誌 2025年6月号) 内藤麻里子(書評家) 一人の人生を語る業に、時間を意識した筆の冴えが加わり格別な一冊になっている。(毎日新聞 2025年5月5日朝刊) 吉田伸子(書評家) 罪は消えない。自責も続く。それでもなお、人生にさす一条の光はある。 奇跡のようなその光に、躊躇いつつも手を伸ばすかおりの姿が、読後も胸に残る。(朝日新聞 2025年5月24日朝刊)

周回遅れの異世界転生〜他の人より遅れてゲーム世界に転生したけど、メインストーリーそっちのけで自由に旅を楽しみます!〜周回遅れの異世界転生〜他の人より遅れてゲーム世界に転生したけど、メインストーリーそっちのけで自由に旅を楽しみます!〜

災害があった年、大勢の人が女神によってゲーム世界の冒険者として集団転生した。 そんな時、久間川塁(くまがわるい)は流行り病を患っていたが、快復することに成功。 しかしその後、間が悪く階段から転落してしまったーー。 目を覚ますと、女神から「集団転生の受付は終了した」と言われ…!? 仕方なく他の人より一年遅れて転生することに…。しかも、転生者の証である腕輪を貰い忘れてーー!? 転生後、「家事手伝いのルイ」としてNPCの扱いを受けてしまう…。 魔女バルバラの下で家事をしながら修業を積み、ようやく旅立つ頃には、冒険者としてはさらに遅れることに…。 しかしルイは、遅れを取り戻そうという気持ちはどこへやら、旅先で人助けをしたり、強力な魔物を退治したり、美味しいグルメを満喫したり…。 メインルートそっちのけで自由にこの世界を楽しむことに! しかし、天界の女神たちはルイの予想外の行動に驚き、なんとかメインルートに戻るよう画策、冒険者たちに緊急クエストを発布するが…? 出遅れ冒険者と愉快な仲間たちのゆるり旅が、今始まる!

転生5才児はスキル【粘土工作】で農業改革はじめます!〜貧乏領地を開拓したら、いつの間にか最強領地になっちゃった!?〜転生5才児はスキル【粘土工作】で農業改革はじめます!〜貧乏領地を開拓したら、いつの間にか最強領地になっちゃった!?〜

社畜サラリーマン土尾練(つちおれん)はある日、隣人の痴話喧嘩に巻き込まれあっけなく死亡…、と思いきや見知らぬ和室で目覚める。 そこで豊穣神を名乗る女神に「枯れた土地の再開発」をお願いされ、男爵領次男のコーネルとして転生することにーー。 「目立ち過ぎず、平和なスローライフを送りたい」 そう願うコーネルは、手始めに畑を耕そうと家の外へ出るが、目の前に広がるのはどこまでも続く呪われた不毛の荒野だった…! 鉄のように固くなった地面を見て、領地の未来を憂うコーネルだったが、ふと地面に手を触れた瞬間、土が粘土のように柔らかくなって…⁉ 女神からの祝福であるスキル【粘土工作(クレイクラフト)】に目覚めることに! スキルと前世の知識を使って、たちまち農業改革を進めていくコーネル。 粘土で作り出す農耕具は誰でも地面を耕すことができ、生み出したゴーレムは意思を持って動き出す…! さらに栽培された食物は、育つ速度も味も破格!! 病に侵されていた王女アイリスに、青汁を飲ませると一発で完治⁉ 貧乏領地はいつの間にか最強領地になっていたーー! 家族や領民の心を掴んでいく彼を、他領地や国王が放っておくはずもなく…。 転生5才児がおくるのんびり幸せ領地開拓、開幕!

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