著者 : 中西鼎
高校生としての初めての夏休み。凪夏と付き合い始めた幹隆は、カラダを使って幹隆の心を繋ぎ止めようとする彼女と乱れた日々を送っていた。一方の眞耶は、幹隆と一度だけキスを交わした時のことを、繰り返し日記に書き綴っていた。そんなある日の真辺家での夕食後のこと。流南の失言をきっかけに、以前のお泊り会で寝ている幹隆にキスをした犯人が伊緒であったことが、いとこ全員に知れ渡ってしまう。おまけに眞耶とあやねえも幹隆と一度はキスをしていることまでも暴露されてしまい、そこから事態は思わぬ修羅場に発展する。
「姉を死に追いやった七人の人間を皆殺しにしてやりたいの」と冥は栞に言ったー。四方を山に囲まれた田舎町で、三年前、冥の姉・明里は、凄惨ないじめに遭い自ら命を絶った。その復讐のために冥はここへ戻ってきたのだ。冥は巨大な蛇の神を自分に憑かせ、超常の力を得る封印された祭儀『オカカシツツミ』を行い、神様の力を借りて栞と共に一人ずつ標的を殺していく。復讐と逃避行の日々の中で二人は恋に落ちるが、やがて力を借りた代償としての“死の運命”が冥の身に降り掛かって…。残酷で美しい青春小説。
四人の従姉妹たちとのお泊り会の夜に事件は起きた。皆が寝静まったころ、幹隆は誰かにキスされたのだ。だが誰にキスをされたのかはわからなかった。ひとつ確かなことは、その人物が泣いていたということ。幹隆はここに至るまでの三週間のあいだに起きた出来事を思い出していくー。テスト勉強でファミレスに通っているうちに仲良くなったミステリアスな女子中学生のこと。あやねえの愛車で出掛けた小旅行。そして、その日の夜のこと…。やがて事態は、幹隆の想像を遙かに超えたものへと発展していく。
初めてキスをしたのは幹隆が小学六年生の時、相手は四つ年上の従姉「あやねえ」こと、中堂絢音だったー。高校進学を機に大富豪の祖父が遺した都内のマンションで一人暮らしを始めた幹隆は、同い年の従姉妹・真辺伊緒と眞耶と再会する。彼女たちもマンションの一室を相続したことで、故郷の三重から越してきたのだ。互いの部屋を行き来してのお泊り会など、不本意ながらも従妹との賑やかな日常が始まる。そんなある日、欧隆はあやねえと再会する。彼女もまた同じマンションの住人だった…。初恋の相手は従姉ー甘くて苦い恋物語。
「好き。だから付き合って」小学校からの幼馴染である村瀬扶由花による突然の告白。どこか戸惑いを感じながらも、高校二年生の大澤悠明は初恋の相手でもある扶由花と付き合うことにする。デート、文化祭実行委員、海岸での花火…順調に仲を深めていく二人だったが、ある日扶由花はいきなり悠明の前から姿を消す。そこには彼女が過去に患っていた大きな病と、切なすぎる秘密が関係していたー。これは、11年越しの告白から始まる、君と僕の未来を探す恋物語。
早朝、特殊性癖教室で胡桃沢宵美が絶頂しすぎて、意識不明の重体となっていた。だが現場は密室。伊藤と胡桃沢朝日は宵美を絶頂させた犯人を探し始める。彼女は一人でお楽しみの上に絶頂したのか。あるいは性癖を活かした密室トリックか。事件の謎が解かれた時、ついに清楚系委員長である恭野の特殊性癖が明かされる。「人間はみな、特殊性癖を持っているんですよ」本性を明かした彼女を伊藤は「教育」出来るのか?最終巻でもエロ大盛り!水着シーンもあるよ。
「出来る限り全ての生徒に対して、家庭訪問を行ってください」学級委員長・恭野文香から伝えられた今回の宿題ーその中でも胡桃沢朝日の家はヤバかった。ビ●チを超えた未知との遭遇。圧倒されてしまう伊藤。そんな中、朝日は不出来につき、転校させると告げられ…!?大物議の末、1巻が重版に至った超問題作。過激でHな性癖エロコメディ第2巻!!
新卒教師、伊藤が受け持ったクラスは特殊だったー白ギャルビ○チに盗撮魔、ヘンタイ発明家に露出女子、性癖はナイショの清楚系委員長など、20人の特殊性癖の持ち主が集まっていた。伊藤の役目は生徒を正しい道へと導くことーではなく、生徒の性癖を伸ばすこと!?アブノーマルな日常にも慣れてきたある日、掃除ロッカーから亀甲縛りの女の子がー第22回“秋”スニーカー大賞話題作。問題児たちが贈る性癖エロコメディ!