出版社 : フロンティアワークス
伯爵令嬢のマリアは、小説の世界に転生していたことに気がつく。このままだといずれ彼女は、「闇の伯爵」こと、強くてイケメンの義理のお兄様に殺されてしまうのだ。そんなバッドエンドを回避したいマリアは、なるべく平穏な生活を心がけると、彼女を殺すはずのお兄様からどんどん溺愛されてしまい!?こんな結果(ストーリー)は知りません!激重溺愛ラブコメディ、開幕♪
大好きな怪異と対面できてご満悦なミヅキ。そんなミヅキにクラウスからある調査書が渡される。その内容とは、サロヴァーラの貴族の一人が資金調達、武器の収集、私兵の増強と何やら怪しい動きをしているというもので!?「私はさぁ…『次はない』って言ったよね?馬鹿なことをするなって…まともな貴族として国を、王家を支えろって」ドS魔導師が活躍する異世界ファンタジー、第三十三弾ここに開幕!!
犠牲はあったものの帝国での事件も解決し、竜王国で伴侶のジェイドと穏やかな日々を送る森川瑠璃。そんな二人のもとに、異世界を旅している瑠璃の祖父ベリルから報せが届く。それは新たな愛し子が転移してきたかもしれないというものだった。情報を集めて警戒をする瑠璃たちだったが、獣王国の愛し子セレスティンと獣王の正妃パパラチアが竜王国に助けを求めてきたことで、すでに獣王国が陥落させられ、危機に陥っていると知ることになる。「急を要します。早く助けに行かないと、獣王様の命が危険です。他の獣王国の人達も」予想もしなかった事態に対応するため、瑠璃は一人で獣王国に向かうのだが…!?精霊と魔法の王道異世界ファンタジー第八弾!!
隣国ディノス王国の辺境伯アレンデールへと嫁いだパトレイア王国第四王女ヘレナ。これまで与えられなかった温かな愛情をアレンデールから注がれ、少しずつ人間らしさを取り戻したヘレナ。しかし、そんな彼女に“悪辣姫”と呼ばれるきっかけをつくったユルヨの影が忍び寄る。「枕元にあるその花は、パトレイア王国にいた頃…ユルヨが好んで私に持ってきていた花です」再び近づいてきた悪意にヘレナは立ち向かうことはできるのか…?噂に塗り固められた“悪辣姫”によるウェディング・ラブストーリー、完結編!
領地で起きた水害復興のため財政難に陥る子爵家の令嬢エディス。そんな状況の中で招待された二人の王子の婚約者を見繕うと噂された王家主催の誕生会は参加必須で、やむを得ず母の形見を手直ししてどうにか出席することに。話の輪に入ることなく庭園で時間を潰して帰るタイミングを計っていると、エディスは隠れている少年を見つける。それが今日の主役の一人である第一王子のカーティスと分かり、思わず説教してしまう。数年後エディスは王宮侍女の職を得るものの、その配属先は説教してしまったカーティス王子のいる第一王妃宮でー!?
裏切った婚約者の母、毒親であった両親との禍根を断つため生まれ故郷である町に帰ることを決意するディア。ジローと共に帰郷しようと彼に相談をするディアだったが、話をする中でだんだん不穏な方向に会話が進んでいき…。「町の人にジローさんと駆け落ちしたと思われたって困らないですよ。用事が済めば出て行くんですから、何を言われたってかまいません」そう伝えるディアだったが、ジローから返ってきた言葉は望んだものではなくて…。ディアが平和な日々と幸せな日常を手に入れるまでの物語、待望の第二弾!
復讐を終え、アッシュとともに彼の故郷・ヴィルカス連邦を訪れたキサラ。王国から来た彼女をよく思わないヴィルカスの民に対し、キサラは真摯に向き合うことで、人としての責任を果たしていく。ところがキサラ達の前に、アッシュの元婚約者である、古来の信仰を重視する保守派魔術師の一族の跡取り・ビナリッダが現れる。民達がキサラを認め始める一方で、それをよく思わない者達の思惑が、水面下で動き出していて…!?
パトレイア王国第四王女ヘレナは傲慢で癇癪持ちと悪評高く、“悪辣姫”と呼ばれていた。そんな彼女が隣国ディノス王国の辺境伯、アレンデール・モレルに嫁ぐこととなった。人質のような形で結ばれた政略結婚。そんな彼女は初夜の場で提言をする。「私に離れのような居を与えていただきたいのです。そして旦那様は恋人の女性と本宅で暮らしていただければよいかと」その静かな声音も、表情も、アレンデールが知る『悪辣姫』の噂とは異なり彼を混乱に陥れる。なぜならば、彼女は本当はー温かな家庭への憧れ以外は何もかもを諦めてしまったただの孤高の王女に過ぎなかったのだから。噂に塗り固められた“悪辣姫”によるウェディング・ラブストーリー!