2000年11月10日発売
高校野球の名門、帝都高校から転校してきた天才球児西宮光児の活躍により、甲子園優勝校神戸学園との練習試合に勝利し、部の存続を勝ち取った若草高校野球部。そんな彼らに新たな挑戦状が届く。その相手は、全国高校女子硬式野球大会で優勝した白桜学園。そしてそこには、光児があまり会いたくない幼なじみの小夜美がいたりもして…。野球を知ってる人も知らない人も、笑って楽しめる電撃的スポコン・ラブコメ小説!第6回電撃ゲーム小説大賞“銀賞”受賞作第2弾。
高橋幸児の死体を乗せた輸送車が炎上。しかし事故の現場からなぜか死体は発見されなかった。一方、出向明けを間近に控えた太一朗は、ある決意を持って優樹のもとへ向かう。何とか優樹を公園へと連れ出すことは成功したのだが、高橋を巡る因縁の地ー代々木公園で二人が見たものは何者かによって人為的に復活させられたらしい高橋幸児の姿だった。優樹と太一朗は過去の記憶を完全に失っている高橋幸児をとりあえず六課に連れて帰る。しかし高橋の処遇を巡り、太一朗と優樹は対立し、その対立はやがてー。シリーズの核心に迫る第4巻、登場。第6回電撃ゲーム小説大賞“金賞”受賞シリーズ。
銀ねず城での長い戦いの夜が終わり、デュアンが目を覚ますと、城内は喜びに沸いていた。豪華な衣装を着せられ、英雄のような待遇を受けるなか、城をあげての祝賀式典がはじまった。なにからなにまで、すべてが体験したことのない夢のようなことばかり。デュアンもオルバもヒーロー気分に浸っていたが…。ともに戦った仲間ー魔法戦士クレイ・ジュダ、暗殺者ランド、チャールズ王子らとの出会いによって、デュアンは冒険者としての選択を迫られることに!?デュアンの新しい冒険『氷雪のオパール』編に加え、もうひとつの冒険を描いた『アサッシン殺し』編も収録。
第5回電撃ゲーム小説大賞「銀賞」、第1回日本SF新人賞受賞の三雲岳斗が、高校生の焦燥と狂気を描く、SF学園サスペンス第2弾。合衆国生物戦防衛統合計画局が秘密裏に開発したR2ウイルスにより、望まぬうちに人外の力を手にした緋村恭介。自分が人にあらぬ存在となってしまったことに不安と焦燥を感じるその恭介が、新たな事件に巻き込まれる。惨殺された少年たち、彼らが残した殺人者の名“インコグニート”、そして統合計画局を脱走したレベリオン、アラン・ヴィルトールの出現…。果たして事件の結末に恭介が見るものは。