2009年10月10日発売
一難去って、アリアは帰っていく美しい終わりかと思いきや。宇宙人たちは当然のように天川家に居座っていた。人類を滅亡させる性病に感染した星人を監視するためだという。アリアにTVのチャンネル権も奪われ、トホホな星人だった。そんな時、季節外れの転校生がやってくる。まるで何も覚えていないかのように、天然な挨拶をする美希に、星人は震え上がり、アリアは闘志を燃やす。さらには、ありえへーんな展開で星人がモテ期に突入。学校中の美少女にあの手この手で迫られ、男の貞操の危機に!?アリアがぶちぎれ、星人は逃げ回り、大騒ぎ。大人気、暴走ラブコメ第2弾。
結局、戦争はなくならなかった。でも、変化はあった。くだらない殺し合いが淡々と続く中にも、変化はあった。超大型兵器オブジェクト。それが、戦争の全てを変えた。戦場に派遣留学した学生・クウェンサーは、整備基地で、奇妙な雰囲気を持つ少女と出会う。その少女は『エリート』と呼ばれていたー『オブジェクト』のパイロットとして。近い将来。このちっぽけな少年は、少女のために、最強の兵器『オブジェクト』へと、生身で立ち向かうことになる。これは、そのきっかけとなる出会いだったー。
人間に憧れる猫又姉妹の三女・美緒は、14歳にして、ようやく人間の姿に化けられるようになった。そのまま人間として生きていくかどうかは、まずは人間世界を体験してから決めろー長姉にそう命じられた美緒は、人間を理解するために、七日七晩、人間の姿で過ごすことになる。慣れない二足歩行をはじめとして、人間の言葉、人間のお風呂、人間の友達、人間の恋愛ー何もかもが初体験の美緒は戸惑うばかりで…!?『人間嫌い』の長女・かぐら。『人間の文化に傾倒』する次女・千夜子。『人間が大好き』な四女・鈴。そして『人間になったばかり』の三女・美緒。柄も性格もてんでバラバラな四姉妹が繰り広げる、ネコ耳ホームコメディ。
正午と一緒に暮らして、少しずつ男性恐怖症が治ってきた新島永遠。そんな彼女のもとに、アニメ業界注目のビッグプロジェクトの話が飛び込んできた!永遠のほかにも、神楽坂はるかや山川舞、そしてあの“完全無欠の天使”と呼ばれる天才声優・秋宮涼子もオーディションに参加するらしい!でも、永遠とはるかは、その前に超えなければならないハードルがあって…。16歳の無口で男性恐怖症の新人声優と、才能のある人なら誰でも応援したくなる熱血高校生が贈る、スイート・ラブコメディ第二弾。
新しい学年に進級した僕たち美術部は、目下新入部員を募集中。そんなとき、美術室に金髪ぽわぽわ美人のニコが現れる。彼女は自分を画家だと名乗り、僕のことを“弟子”にしたいと言い出した!世界的に有名な画家ニコからのスカウトに喜ぶ僕だったけど、経島先輩の策略で、ニコを慕う新入生フィルと弟子の座をかけて勝負することになってしまう。しかも、なぜかイタチさんはフィルのことを気にかけている様子で…!?ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語第6弾。
彼の名前は針山真吉。眼鏡をかけて僧めない顔で、他に特徴はー特になし。涙もろいことを必至に隠そうとする姉と疑うことを知らないやんちゃな弟を持つ、ごくごく一般的な四人家族の世帯主だ。そんないたって普通な針山さんが住む所沢市では、毎度毎度様々な出来事が起きている。竹から生まれたかぐや姫がなぜか忍パンダとショーを繰り広げたり、巨大ロボに乗るという昔からの夢を叶えるために工場長まで上りつめたり、気づけば黒服&サングラスという都市伝説みたいな格好で記憶を失っていたりー。世界の中心は、今日も忙しいのだ。人気イラストレーターコンビで贈る短編連作、第三弾登場。
「わたしを…おにーちゃんの手で…“おとなのじょせい”に、して、ほしいんです…っ」築七十年でトイレ&風呂共同の貧乏アパートで暮らす小春原日和(14歳・中三)は、類い希な才能と呼べるほどの地味っこである。クラスメイトに認識されるまで最低半年以上、自動ドアの前に立てば開かないこと多数、あげくに集合写真は日和の周りだけセピア色…。そんな日和がある日突然発した一言により、晴崎佑介と日和の地味っこ改造計画が始まった。それは大人の女性への道のり=お嬢様育成という第一歩でありー。五十嵐雄策と西又葵の夢の競演で贈るらぶこめ育成日記、始動っ。
アンティークを憎み、世界から根絶させるため、アンティークの力を振るう駿と飛鳥。その力に振り回されることなく完全に使いこなす駿は、異質な存在でした。想いは同じでも、刻也はその考えに反発し抗います。アンティークの力を使いこなす者同士の戦いは熾烈を極め、それは触れてはいけない過去をも引きずり出すのでした。刻也と咲はいかにして出会ったのか?そこに隠されたアンティークの秘密とはー。
とあるピアノソナタに秘められた真実がナオと真冬を結びつける「Sonate pour deux」。フェケテリコに新しく加わったサポートメンバーと千晶の交流を描く「翼に名前がないなら」。治療のため渡米した真冬とナオの間を行き来するユーリー本編4巻の空白の時間を埋める「ステレオフォニックの恋」。神楽坂のトレードマーク、黒のレスポールにまつわる過去のバンドの逸話、「最後のインタビュー」。さらに哲朗を描いた掌編「だれも寝てはならぬ」の5編を収録。恋と革命と音楽が織りなす物語、珠玉のアンコール・ピース集。
水無瀬率いる“水車小屋”の暗躍により、日本とアポストリは一触即発の事態を迎え、居留区は厳戒態勢となる。学は前評議長の娘である星祭を呼び寄せて“十字架”評議会へ送り込み、アポストリ側からの開戦の引き延ばしを図る。そして自らは“水車小屋”を止めるべく東京へ。一方、葉桜は学との関係について思い詰めた様子を見せる。人とアポストリ、学と葉桜、それぞれの関係の緊張が高まっていき、本格的な開戦まで猶予のない中、学はぎりぎりの攻防を繰り広げるがー。はたしてその決着は!?近未来ボーイ・ミーツ・ガール、完結編。
今日も今日とて、喫茶店『不眠症』でバカ3人組がバカ話に興じていた。リーダー格で熱血漢の柳原心太、通称テングサ。クールな二枚目であるところの鈴木地球、通称あっちゃん。ちょっと小太りで三枚目の佐藤流星愛、通称サトル。ヘンテコな名前を持つ3人は、同じ高校に通う遊び仲間だった。そこにテングサを訪ねて、怪しげな女性がやってくる。彼女は暗い顔で言った。「人を殺してほしい」とー。邪神をその身に宿す少年テングサを巡る奇々怪々な事件が、ここに幕を開ける。バカ少年たちは、コスプレ姐さんや美少女殺し屋の襲撃から逃れられるのか。
何故か急にアパートの給湯器が壊れてしまったため、隣町の銭湯に行った俺がバッタリ会ったのは隣のクラスの美少女市瀬さん。何故か帰り道も俺にぴったり付いてきた彼女が言うことには、給湯器を壊した犯人は市瀬さんで、何故壊したかと言うと俺を銭湯に誘き出すため、らしい。さらには今日以降ずーっと俺の家に泊まるなんて言い出した。理由は俺が「あたしの所有物だから」、と。…えっと、俺、一人暮らしだから、結構マズイと思うんだが…?結局、ばらまかれたら破滅必至のケータイ写真を突きつけられ脅されて言うなりの俺・常磐祐樹の運命は。