2017年3月11日発売
後宮に戻ったディアナを待ち受けていたのは紅薔薇派内部の裏切りだった!?年明け早々に始まったシェイラへの嫌がらせが、ソフィア・タンドール伯爵令嬢を中心とする紅薔薇過激派によるものと知ったディアナ。「国王の寵愛は紅薔薇様にこそふさわしい」と繰り返す彼女の後ろに見え隠れするのは、保守過激派貴族を率いる『牡丹様』リリアーヌの影…。折りしも国王ジュークの発令で行われることになった『星見の宴』に毒薬が持ち込まれたことが判明し、ディアナは一人覚悟を決める!「誰一人、私の目の前で死なせたりはしない!」急展開の勘違い系ラブ!?コメディ、緊迫の第五巻!
「あ、これって乙女ゲームのオープニングだ」お茶会に乱入してきた少女がきっかけで、前世の記憶が蘇ったコゼット。だけど、私はゲーム内では悪役令嬢の名もなき取り巻きB。このままいくとヒロインの踏み台にされるだけ!?お先真っ暗な未来は回避したい!舞台開始までは、あと六年。まずは、このまるまるとした身体をどうにかしなければ…。スリッパにハイヒール、前世の知識を利用してダイエット!誰かの踏み台になるのはまっぴら。ゲームではチュートリアルでも、私には一度しかない人生だ!一風変わった乙女ゲーム世界で送る、バッドエンド回避物語、ここに開幕ー!
カミル、お前は何処にいる?悪辣で知られたカルディア子爵家の末娘として生まれたエリザは、呪われた血族の宿命を断ち切るため僅か二歳で一家毒殺する。唯一の生き残りとして領主となり、軍を率いて戦場に立つが、カミル・ノヴァックというかけがえのない存在を失い、修復不可能な傷を心に負ってしまう。新たな側近として白羽の矢が立てられたのは、女装のラトカーかつて反逆罪で囚われの身となった少年。エリザはラトカとの因縁に向き合うことで、カミルへの想いを断ち切ろうとするのだが…一体どうしてこうなった!?アリアンローズ異色作第二巻。男装麗人が送る乙女ゲー転生物語。今回も大幅改稿&書き下ろしエピソード満載でお送りします。