2022年10月28日発売
峡部聖は転生者である。何者にもなれなかった前世を激しく後悔していた聖は、今度こそ優秀になって、彼女もつくって、誰かを助ける人生をおくり、そしてー自分の生きた証を遺したい!という願いを抱いていた。そんな彼の転生先はどうやら陰陽師の家庭のようだ。聖は前世の経験と知識をフル活用し、赤子の頃しかできない霊力増強法を見出し、持て余した時間で霊力を鍛え、誰よりも早く陰陽術を学び、スペシャリストの道を駆けあがっていく。ちょっと俗っぽい願いもあるけれど、二度目の人生を謳歌する一人の男の転生譚!!
のんびりスローライフ生活を送るはずのメイロードだったけれど、なぜか次々と仕事の依頼が舞い込み、ゆっくりしている暇がない!ある日、イスの大商人であるサイデムおじさんから、高位貴族の婚約式のプロデュースを手伝ってほしいと頼まれる。それはこの国と隣国をつなぐ大仕事だった!!そのほかにも街の魔法屋の再建や魔法学校教授であるミンスの食生活の悩み解決まで…。公爵家や王家からの信頼も厚いメイロードの評判はあっという間に国中に広まり、シラン村の人々からはますます伝説の人物扱いになってしまう。自由気ままに生きるために、メイロードはあることを心に決めー!?
形ばかりの正妻と知りながら、恋焦がれていた王国騎士団長と結婚したラシェル。後継を儲けるためだけの愛のない新婚生活を経て、ようやく授かった息子を必死に育てるものの、とある事件をきっかけに彼女は命を落としてしまう。しかし、目を覚ますと、結婚式の日に時間が巻き戻っていた!なぜ二度目の人生を送ることになったのか、やり直しの意義とは何かを考えるラシェル。-今度こそ、本当に大切にするべきもの、愛するわが子を守ってみせる。そう、あなたの愛など要りません!決心した彼女は過ちを繰り返さないよう、新しい幸せな人生に向かって歩みはじめて…。虐げられた令嬢の大逆転劇、開幕!第15回恋愛小説大賞読者賞がついに書籍化。
由緒ある侯爵家の長女として生まれたローズマリー。彼女は継母と異母妹に虐げられながら、身を潜めるようにして暮らしていた。ところがそんなある日、ローズマリーは突然皇宮に呼び出される。彼女を呼んだのは、このフロイエン帝国の太陽とも呼ばれる皇太子・アレクシス。容姿端麗にして有能極まりない彼は、ほとんど話したこともないローズマリーに突然婚約を申し込んできて…。辛いことばかりだった人生が、皇太子の溢れんばかりの寵愛を受け、今、光り輝く。虐げられていた令嬢が見初められ溺愛される、王道シンデレラファンタジー!
ひょんなことで異世界に転生して、神様からお詫びチートを受け取ったフィエルテ。宰相の父と、国王の妹の母、才能たっぷりな兄弟という最強の家族と「運命の番」からの愛情たっぷりに育った彼女は、目立たずにのんびりこの世界を満喫するつもりだった。しかし無限の魔力を持ち、精霊たちに溺愛される彼女を世界は放っておいてくれない。学園祭では「世界樹候補」に出会い、魔力の勉強では光の精霊に振り回される第二王子を救うために奔走したり、ついには国を守護する聖獣に出会ったり…。フィエルテの周囲ではどんどん事件が起きていく。そんな事件に対して、フィエルテは自分の持つ能力をフルパワーで発揮してー!?
幼くして侯爵家に嫁いだエリーゼは、夫アランから妻としての扱いを受けないまま16歳となった。そんなある日の夜会で、身分を偽って訪れていた若き国王アルフォンスと意気投合、惹かれ合うことになる。エリーゼが、ときめきを自覚しながらも一晩の会話だけを良い思い出として引き下がろうとする一方で、アルフォンスは、彼女の境遇がかつて自分が救えなかった実母たる先代王妃とよく似ていること、またエリーゼ自身の笑顔と話しぶりに惚れ込んでどうしても諦めきれず、彼女を救おうと決意する。その矢先にアランがようやく自身の愚行を反省し始めるが、時すでに遅し、エリーゼはアランと共にアルフォンスに呼び出され…。
義理の家族にも、九十四番目の側妃として入った後宮でも虐げられていた令嬢・クラリーチェ。図書館で本を読むことだけを楽しみにひっそりと暮らす彼女に、ある日衝撃的な知らせがもたらされる。それはクラリーチェの『夫』である、好色王・フィリッポが亡くなったというもの。「これでようやく、後宮から解放されるわー」国王崩御をきっかけに荒れる後宮でクラリーチェは安堵の表情を浮かべ、自らの人生を振り返っていた。脳裏に浮かぶのは、後宮入り前に出会った青年の存在。彼との再会を願うクラリーチェの前に、次代の王・エドアルドが現れてー?再会から始まる溺愛物語、開幕!アルファポリス第15回恋愛小説大賞大賞受賞!
宿敵であったバルベールとの講和会議を順調に進める一良たち。その最中、突如として蛮族軍の使者として、ハベルの兄であるアロンドが現れる。アロンドにより蛮族軍から講和の提案がされ、会議は一時中断することに。その後、一緒に連れていたマリーの母親リスティルをリーゼのもとに預けることに成功したアロンドは今まで行ってきた活動の真意を話すことに…アルカディア、バルベール、蛮族による戦争の終結に向けた最後の策とは!?『小説家になろう』発、異世界救世ファンタジー、待望の第十六弾。
魔剣の陰謀を解き明かすために新大陸を巡り、ついにエクス王国へ辿り着いたユキたち。魔剣の大量生産疑惑があるエクス国王・ノーブルは駄目神とも面識があり、その実力は未知数。エクス攻略のために表向きはヒフィーやポープリを送り込みつつ、ユキが出した指示はーユキ軍ほぼ全軍総動員!?ミノちゃんやジョンまで駆り出され、いったい何が起こるのか!?迷宮運営ファンタジー第十八弾!
彼の地への扉を閉じるために、浮上したガリア大陸を目指すフェイトたち。未だ信用できないライブラが用意した黒船に乗り込むと、そこには彼によって自我を封じられたエリスの姿があった。ライブラにエリスを人質にとられた状態の中、それでもフェイトたちはガリアに向けて進むしかなかった。父ディーンの目的、失ったグリード、そして大罪スキルの謎、その全てに決着をつけるために…。
クライの活躍(?)で呪物騒動も一段落し、平和を取り戻したように見える帝都ゼブルディア。しかし、まだ事件は終わってはいなかった!妹狐の策謀によって発動した最凶最悪の呪物ー精霊人の女王シェロが残した呪いの宝玉「真紅の精霊石」。これまでいくつもの国を滅ぼしてきたというその呪いが帝都をも滅ぼそうとする時、“千変万化”クライ・アンドリヒが空を飛ぶ!!帝都を、そして世界を守ることは出来るのか…!?