音楽むすび | 制作・出演 : アルトゥーロ・サンドヴァール

キューバ出身のサンドヴァルがキング・オリヴァー、サッチモからフレディ・ハバード、ウィントン・マルサリスまで、二人のクラシック奏者とジャズの歴史に残る名トランペッターの偉業に敬意を表した革命的作品。20世紀の音楽を集大成した内容が秀逸。★

“スウィンギン”とはサンドヴァールのためにある言葉だ。テクニックに裏打ちされた、わだかまりのないふっ切れた吹奏は実に痛快。(5)なんかテーマでブッ飛びますゾ。ゲストも多彩だが、(3)でのマイケル・ブレッカーのマジなプレイがなんとも微笑ましい。

キューバ出身のアルトゥーロが自らのルーツを辿りながら、それらをコンテンポラリーな作風で再生した意欲作。当然のようにキューバを通過して素材はアフリカにまで至るが、ビッグ・バンド仕立ても含む再生方法が見事。壮大なるアフロ・キューバン史。

キューバ出身の超絶技巧トランペッター、アルトゥール・サンドヴァールの新作は、ミシェル・ルグランとの共演。ルグランはアレンジだけではなく、ピアノでも参加している。アルトゥールのバリバリのペット、ルグランの繊細なサウンドの対比が興味深い。

キューバ出身のベテラン・トランペッターがアメリカに亡命して発表した2作目。ブラウニーに捧げた演奏のどれからも、自由にジャズを演奏出来る喜びが感じられる。ハード・バップをこんなに生き生きと表現するプレイヤーも昨今では少なくなってきた。

元“イラケレ”のトランペット奏者、アルトゥーロ・サンドバールがキューバからアメリカに亡命し、制作した初アルバム。チック・コリア、デイヴ・ウェックルなどをバックに、とんでもない超絶トランペットを聴かせる。本当に、スゴイぜ。