制作・出演 : ケヴィン・マホガニー
ムーンライト・セレナーデムーンライト・セレナーデ
マンハッタン・トランスファーでトップを歌う彼女の別ユニット活動、と言っていいコーラス・アルバム。TAKE 6のマーク・キブルをはじめとする強力なメンバーが紡ぎだすサウンドは、ハイレベルかつ玄人好みの極致。心酔できるか退屈するかは、あなたの音楽性次第? ★
プライド&ジョイプライド&ジョイ
ジャズマンにモータウン好きは多い。白人層にもマッチするソフトなサウンドが受ける。ファディスのペットが劇的な(9)、ストライカーのギターが成熟の夜を約束する(10)はさすがジャズのパワー。ソロが光っている。同じ素材でもほかと雰囲気が違う。マホガニーには骨太な曲が似合う。
マイ・ロマンスマイ・ロマンス
ケヴィン・マホガニーの通算6枚目のアルバム。スタンダード・ナンバーに加え、ジェイムス・テイラーやヴァン・モリソンの楽曲などもカバーしている。アコースティックにこだわった豪華バック陣のツボを押さえた演奏に、艶やかなバリトンが映える。
アナザー・タイム、アナザー・プレイスアナザー・タイム、アナザー・プレイス
映画『カンザス・シティ』にも出演、いまや黒人の男性ヴォーカリストとしては最も注目すべき存在となったケヴィンの大手移籍第2弾は、いま一番脂が乗っている若手を迎えて、充実した好内容に仕上がった。カントリー歌手とのデュエット(5)も聴きもの。
KEVIN MAHOGANYKEVIN MAHOGANY
ジャズ系アフリカン・アメリカンのケヴィン・マホガニーのワーナー移籍第1弾。通算4作目。野太い声の持ち主で、ずいぶんと落ち着いている。コンテンポラリーなR&Bで、ジャズのフィーリングもあるという捉え方もできる。非常にいいシンガーだ。
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