制作・出演 : シンプリー・レッド
ミック・ハックネル率いるイギリスの国民的グループ、シンプリー・レッドが解散記念にリリースしたラブ・ソング・コレクション。人気を決定づけた名曲「スターズ」を筆頭に、ミックのハスキーかつソウルフルなヴォーカルに酔いしれることができる。「ビサイド・ユー」「アイ・ハヴ・ザ・ラヴ」は、新たにレコーディングされたニュー・トラック。
85年にリリースされた記念すべき1stアルバム。ミック・ハックネルのソウルへのひたむきな愛が聴き手の胸を打つ名盤。ジャズやレゲエ的な空気感も漂わせ、早くも独自のスタイルを確立している。
カリブで録音された作品で、グループ初の全英No.1に輝いた快心の3rdアルバム。ハロルド・メルヴィン&ブルー・ノーツのカヴァー「二人の絆」や、大ヒット・シングル「イッツ・オンリー・ラヴ」など、ヴァラエティ豊かな内容。
最高傑作と名高い4thアルバム。元ミュート・ビートの屋敷豪太がドラムで加入。全曲ミック・ハックネルのオリジナル曲で占められ、ラブ・ソングに留まらない、ポリティカルな楽曲も聴かせる充実の1枚。
優れたメロディをクリエイトするミック・ハックネル率いるシンプリー・レッドの99年リリースのアルバム。屋敷豪太、鈴木賢司がレコーディングに参加している。ハウス、ソウル、レゲエの要素を織り交ぜた意欲作。
切ない程の哀感を漂わせた「ホールディング・バック・イヤーズ」を含む全16曲を収録した、87年リリースの2ndアルバム。アレックス・サドキンが制作を担当し、ソウル色の濃い仕上りとなった。
前作『スターズ』より4年ぶり、95年リリースの本作は、これまで以上に歌心あふれるブルー・アイド・ソウル・アルバム。スライ&ロビー、ヒュー・マサケラらがゲスト参加している。レゲエ、テクノ、ブラジリアンなどの要素を見事に織り交ぜている。
イギリスが誇るメロディー・メーカー、ミック・ハックネル率いるシンプリー・レッドが98年にリリースした通算7枚目のアルバムのリマスター盤。屋敷豪太、アンディ・ライトが制作に参加している。
UKブルー・アイド・ソウルを代表するバンド、シンプリー・レッドの名曲を集めたベスト・アルバム。CMに起用され注目された「スターズ」など、人気曲が勢ぞろいした。ミック・ハックネルの監修により、レーベルの枠を超えた選曲となっているのも嬉しい。
2009年のツアー後の解散をミック・ハックネルが示唆し、グループとしてラスト作となる可能性大のアルバム(10作目)。スローからミディアム、アップまでミックのソウルフルなハスキー・ヴォイスを活かした楽曲が揃い、聴きごたえ十分。日本盤のみのボーナス曲にも満足。