制作・出演 : ステフォン・ハリス
ウルバヌスウルバヌス
ハリスの通算7作目で自己プロジェクトとのコンコード移籍作。ダンス・グルーヴの「ゴーン」ほか屋台骨のリズムがアコースティックな有機製法なのが良いし、ヴァイブも生音一本で新鮮。反してヴォコーダーの使用、マクリーンの「マイナー・マーチ」の意表をつくアレンジなど、ハリスの音楽と演奏への奔放な態度が伝わってくる。
イメージズイメージズ
クインテットといっても、ヴァイブ&フルート+3リズムという編成が異色。名脇役として知られるバロンだが、リーダー作では本作のように変わった編成で挑戦的なジャズを繰り広げる。そこが実に個性的。オリジナルのほかショーターの「フットプリンツ」も独自に料理。
PREV1NEXT