制作・出演 : チャールス・ロイド
ミラーミラー
ベテランになってもクールさとクリエイティビティが衰えないサックス奏者。2004年の「ジャンピング・ザ・クリーク」と同じカルテットで、有名曲も交えながらエッジの利いたブロウを聴かせてくれる。
ラヴ・インラヴ・イン
ディジョネットは所々イラついていたのかもしれない67年フィルモア(ウェスト)での実況録音。4人が一体となるのではなくお互いに秘めたる新手(荒技)をチラつかせながら先へ進もうとしている緊張感の緊/緩の間がたいへん興味深い。
イン・ヨーロッパイン・ヨーロッパ
アトランティック時代のロイドといえば『フォレスト・フラワー』と『ドリーム・ウィーヴァー』が有名だが、本作はノルウェーの首都オスロにおける実況録音。ライヴ盤にありがちなヒット曲オンパレードではなく、ロイドの意欲漲る自作で構成されている。
フォレスト・フラワーフォレスト・フラワー
モンタレー・ジャズ・フェスティヴァルでの演奏。フラワー・ムーヴメント〜サイケデリック・ジャズという当時の風潮を色濃く反映したチャールズ・ロイドの代表作である。66年9月録音。