制作・出演 : 山岡重信
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
弱冠18歳の山下和仁が、セカンド・アルバムとして録音した二つの名協奏曲の初CD化。どちらも後年に再録音しているが、この初々しく溌剌とした演奏の魅力は格別だ。日本を代表する天才ギタリストのデビュー当時の活躍ぶりを伝えてくれる貴重な一枚である。
現代日本の音楽名盤選 4現代日本の音楽名盤選 4
(1)(2)ともに30年代後半の作品。ベルリンで学んだ諸井三郎の交響曲第2番は後期ロマン派的な正統派の交響曲であるが、ヒンデミットの影響も感じさせる。ほとんど独学の大木正夫の「夜の思想」はロマンティックでありながら日本的なものも感じさせる。
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