音楽むすび | 2020年4月3日発売

2020年4月3日発売

チャプター1:モナーキーチャプター1:モナーキー

女性シンガーのメリッサ・ボニーを擁するスイスのシンフォニック・メタル・バンド、アド・インフィニトゥムがアルバム『チャプター I:モナーキー』を引っ提げて颯爽とデビュー!メリッサのパワフルな美声と、ゴシックのムードを感じさせる妖艶でパワフルな楽曲を武器にした期待のニュー・アクトが旋風を巻き起こす! アド・インフィニトゥムが女性シンガーのメリッサ・ボニーがソロ・プロジェクトとして始動したのは2018年のこと。 スイスのモントルー出身のメリッサは、カヴァー・バンドでの活動を経て、2012年にシンフォニック・フォーク・メタル・バンドのEVENMOREに加入。 EPとアルバムを1枚ずつリリースする一方で(2018年に脱退)、2015年にエレクトロ・グルーヴ・メタル・バンドのRAGE OF LIGHTにも参加した彼女は、自身が以前からやりたいと思っていたシンフォニック・メタル・プロジェクトのアド・インフィニトゥムをスタートさせる。   2018年11月に1stシングル「アイ・アム・ザ・ストーム」をリリースし、パワー・メタルにシンフォニックなエンセンスを取り入れたスタイルを披露すると、その後、エイドリアン・ゼセンヴィッツ(ギター)、ヨナス・アスプリンド(ベース)、ニクラス・ミューラー(ドラム)を迎え、バンド体制となったアド・インフィニタムが完成させた1stアルバムがこの『チャプター I:モナーキー』である。   シンフォニックなサウンドにゴシックのテイストを織り交ぜた楽曲はヘヴィでありながら妖艶さを感じさせるのが魅力で、叙情派のヴォーカル・メロディも親しみやすい。 大仰なシンフォニック・サウンドで聴かせるタイプではなく、メロディックなヘヴィ・メタルのエッセンがあるのも特徴的で、メリッサのクリアでパワフルな歌声もインパクトがある。 ヨーロッパには女性シンガーを擁するシンフォニック・メタル・バンドは数多く存在するが、このアド・インフィニトゥムも世界中のシンフォニック/ゴシック・メタル・ファンを魅了することは間違いないだろう。 【メンバー】 メリッサ・ボニー(ヴォーカル) エイドリアン・ゼセンヴィッツ(ギター) ヨナス・アスプリンド(ベース) ニクラス・ミューラー(ドラム)

タイタンズ・オブ・クリエイションタイタンズ・オブ・クリエイション

スラッシュ・メタル・シーンの重鎮テスタメントが通算12枚目のニュー・アルバム『タイタンズ・オブ・クリエイション』をリリース! エリック・ピーターソンが「オールドスクール・スラッシュ」だと断言するテスタメント待望のニュー・アルバムを、避けて通れるスラッシュ・ファンなどいるはずもない。速くてヘヴィ、時にキャッチー。まさにテスタメント・ファンのためのテスタメントのアルバム。 日本盤は、2017年東京公演の模様を完全収録したボーナスフルライヴCD付特別仕様。「Practice What You Preach」「Over the Wall」等 名曲満載ライヴ。 ベイエリア・スラッシュ・シーンを代表するバンド、テスタメント。デビュー・アルバム『Legacy』のリリースが87年であったため、ポスト『Master of Puppets』期のシーンを担ったというイメージが強いが、その結成は83年。 つまり、スラッシュ創成期から活動してきたファースト・ジェネレーションに属するバンドなのである。結成当時の名はレガシー。 ヴォーカリストはみなさんご存じ、スティーヴ・”ゼトロ”・スーザであった。だが86年、ゼトロがエクソダスに引き抜かれるという事件が起こる。 後任ヴォーカリストとしてチャック・ビリーを迎え、デビュー・アルバムをレコーディングした彼らは、再び問題に直面。 「レガシー」という名を商標登録していたジャズ・バンドがいたため、改名を余儀なくされたのだ。 この時、「テスタメント」という名前を提案したのは、S.O.D.のヴォーカリストとして知られるビリー・ミラノである。 しかし当時、彼らにはそんな問題を吹き飛ばす追い風が吹いていた。『Master of Puppets』がビルボード上位にランクインしたことで、メタリカのお膝元、サンフランシスコのスラッシュ・メタル・バンドには大きな注目が集まっていたのだ。 当然テスタメントも例外ではない。そのデビュー・アルバム、『Legacy』は、いきなりメジャーからのリリース。 その後も『The New Order』(88年)、『Practice What You Preach』(89年)、『Souls of Black』(90年)と快進撃を続けていった。 ヘヴィメタル暗黒時代の90年代も、テスタメントは解散することなく前進を選択。01年にはチャック・ビリーが珍しい種類の癌にかかるという不運に見舞われるが、彼は不屈の闘志でこれを克服。 ヨーロッパ最大手のニュークリア・ブラスト・レコーズと契約後、『The Formation of Damnation』(08年)、『Dark Roots of Earth』(12年)、『Brotherhood of the Snake』(16年)とハイクオリティな作品を発表し、現在もベイエリア・スラッシュ・シーンの顔役の座を守り続けている。 そして前作から再び4年の今年、待望のニュー・アルバムが発売となる。『タイタンズ・オブ・クリエイション』と題された本作は、ギタリストのエリック・ピーターソン曰く、「オールドスクールなスラッシュ」。これに狂喜しないテスタメント・ファンなどいないだろう。エリックに言わせると「マーシフル・フェイトみたい」なハーモニーも、パワフルなアルバムに花を添えている。 ヘヴィ、ファスト、時にキャッチー。良い意味で安心して聴ける、テスタメント・ファン、スラッシュ・ファンのためのテスタメントによるアルバムだ。 アートワークはエリラン・カントール、ミックスはアンディ・スニープと、バンドをバックアップするのもいつもの布陣。 日本盤には、2017年2月20日に渋谷O-EASTで行われた来日公演の模様がフル収録されたボーナスディスクが付属! 【メンバー】 チャック・ビリー(ヴォーカル) エリック・ピーターソン(ギター) アレックス・スコルニック(ギター) スティーヴ・ディジョルジオ(ベース) ジーン・ホグラン(ドラムス)

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