小説むすび | 著者 : エマ・ダーシー

著者 : エマ・ダーシー

スター作家傑作選〜恋する一夜物語〜スター作家傑作選〜恋する一夜物語〜

「蛾が蝶になったさまをゆっくり鑑賞させてもらうよ」地味でお堅いエリザベスの変身に、放蕩富豪ハリーから失礼な賛辞が贈られた。さらに僕の下で働かないかと誘われ、世慣れた彼に不安を抱きながらも、彼女はつい同意してしまう!遊び人と噂されているけれど実は剃刀のように頭の切れる彼の魅力にはまっていくとも知らず。-『一夜の蝶』ジョゼフィーンは少女のころから憧れていたブレイクと再会し、長年の想いが叶って彼と情熱の一夜を過ごして天にも昇る心地だった。しかし、彼女にとっては忘れられない夜だったのに、ブレイクは朝が来る前にさっさと立ち去った。その直後、彼が元恋人とよりを戻して婚約したという噂を聞き、ジョゼフィーンは打ちのめされた。-『一夜の記憶』テスは早朝のしつこい呼び鈴で起こされた。玄関先には、2年は戻らないと言って異国へ旅立ったクレイグがいた。なぜ2カ月もしないうちに帰ってきたの?ふとテスは彼が発つ前の、一夜の出来事を思い出した。まさか幼なじみだった彼と一線を越えるとは思いもしなかったがーまさか!昨晩、急な吐き気に襲われたのは…。-『一夜の奇跡』

スター作家傑作選〜誓いの季節〜スター作家傑作選〜誓いの季節〜

『花嫁が二人』サーシャは会ったばかりのネイサンのプロポーズに耳を疑った。今まで会った中で最もセクシーとはいえ、いきなり結婚などできない。しかも愛ゆえでなく“便宜上”なんて…。それでもしだいにサーシャは彼に惹かれていき、ある日宣言した。「あなたと結婚するわ」しかし時すでに遅く、彼は別の女性と結婚の約束をした後だった。『六月の花嫁』ジーナは敵対するヨーロッパ屈指の大富豪ニックの誘惑に屈し、情熱の一夜を明かしたが、彼の心に真実の愛があると思えず自己嫌悪に陥った。一方のニックは、頑なな態度に戻った彼女に怒りをぶつける。そんななか仕事で彼を失脚させようという者が現れ、ジーナも協力を迫られるが、彼女が真に求めているのはニックの愛で…。『勝ち気な花嫁』身重の姉を屋敷に送り届ける途中、エレナは宿屋に泊まった。運命の悪戯で、エレナは伯爵ニコラスの部屋に誤って入り、眠ってしまうーニコラスが正体もなく酔っ払い、一糸まとわぬまま寝ていたベッドで。翌朝、目覚めた二人は仰天した。運悪くその場面を牧師に見られ、ニコラスはやむなく名誉のために結婚を申し出たが…。形はいろいろあるけれど、真実の愛は一つだけ。豪華3作家の至福のウエディング・アンソロジー!

スター作家傑作選〜秘書は愛を胸に〜スター作家傑作選〜秘書は愛を胸に〜

社長秘書のフルールはひどく不安だった。勤め先の出版社の経営が、業界の“巨匠”キット・マローンによって引き継がれたのだ。新しいボスとなるキットは唯我独尊なプレイボーイらしいが、初めて顔を合わせた日、仕事について熱く語っていた彼が次に放った言葉に、フルールは甘やかな戦慄を覚えた。「これから僕の家に来てくれ」(『冷たいボス』)。ソレルは休暇中の親友から、出社前の上司のデスクに重要書類を届けてほしいと頼み込まれた。さもないとクビになると泣きつかれ、やむなく始業時間前に親友の会社を訪れたが、いかにも頭脳明晰そうな鋭い瞳の社員ケイレプに見咎められる。しかも、親友が旅から戻るまでの5週間、代わりにここで秘書として働くよう言われ…(『期限つきの秘書』)。貧しい家庭に育ち、家政婦をしながら大学を出たインディは、社会で成功するのが夢。週末、雇い側の家を訪れた際、誤って寝室に入り、客人の大富豪パーカーの一糸まとわぬ姿を目撃してしまう。厚い胸板に、引き締まったおなか。なんてセクシーなの!まさか彼の秘書を務めることになるとは、インディはまだ知る由もなくー(『胸騒ぎのオフィス』)。

スター作家傑作選〜愛の絆、秘密の絆〜スター作家傑作選〜愛の絆、秘密の絆〜

「君に会いたい」7年ぶりの電話の声に、アンの心臓が一瞬止まった。理由も告げず突然いなくなったのに、どういうこと?今や一流文化人となったサディの真意を知るため、アンは彼に会うが、本心を聞き出せぬまま再び誘惑の罠に…。やがて身ごもったアンは幸せを味わうが、なぜかサディはまた一方的に彼女を置き去りにした!(『最後のおおいなる情熱』)。6年前の冬、19歳のクレアは、父の死を嘆く実業家のジャックを慰めたい一心で夜を共にした。肌を重ねる喜びを初めて知ったクレアに対し、彼は翌朝、小切手を差し出したー僕には妻がいる、と。そしてクレアはあとになって妊娠に気づいたのだった。今、離婚したジャックと思いがけず再会し、息子の存在を知られてしまい…(『愛と呼ばないで』)。ヴァネッサは去年、兄に大反対され、大富豪ニコラスとの恋をあきらめた。そのうえ、余命いくばくもない父が緊急手術で輸血を必要とした際、血液型から自分が実の娘ではないことを知ってしまった。心が千々に乱れる中、偶然の再会を機に始めたニコラスとのひと夏の密会が慰めとなる。でもまさか、彼の子を宿してしまうなんて!(『ひと夏の関係』)離れていても、つながりを感じたかった…。珠玉のシークレットベビー・アンソロジー。

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