著者 : スティーヴン・ホワイト
償いの血償いの血
テレサは、以前に上司ブライスからセクハラを受けたので、彼女を訴えようとしていた。現在のブライスは、連邦最高裁判事ホーナーの首席調査官。裁判になれば、高い地位についていて、大きな組織の後ろ盾もあるホーナーまでも相手にしなければならない。だが、被告となるべきブライスは何者かに殺害され、訴訟準備の調査をしていた私立探偵も殺されてしまう…裁判の関係者に迫る連続殺人の恐怖を描く、話題のサスペンス。
禁じられた記憶禁じられた記憶
心理療法士アランとダイアンの診療所が拳銃を持った男に押し入られ、患者クレアが射殺された。つづいて彼女と同じ大陪審の証人ローレンスが不審な爆発で死亡してしまった。アランは事件の調査をはじめるが、真相の究明もままならないうちに、こんどは診療所に泥棒が入り、カルテや本棚などが荒らされた。やがて、アランとダイアンの身辺に危険な出来事が起こりはじめる…『凍りついた告白』につづく精神医学サスペンス。
凍りついた告白凍りついた告白
心理療法士アランの治療していた患者カレンが自殺した。ある日、彼は新聞を見て愕然とする。自分と彼女の性的関係を示唆する事実無根の記事が載っていたのだ。身の証を立てるにはカレンの診療記録が必要だが、医師の守秘義務のためそれは公開できない。そんな折、女性患者二人が次々と奇怪な死を遂げる。患者の中に犯人がいると考えたアランは調査を開始するが、危険は彼の身辺に迫っていた。新鋭の精神医学サスペンス。
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