著者 : 隆麗司
野獣たちの淫らな誘いに、蜜を滴らせながらも秘唇を固く閉じあわせたまま、最後の侵入を頑なに拒む少女。だが、それも束の間。じわじわ溢れる蜜に、体は正直に反応し、破瓜に時を熟望する。いつしか少女も人妻のような熟れた花弁を震わせながら性の深淵を覗き、男のものを自ら腰を振って迎え挿れる…。
貞淑な人妻だったはずなのに…。奈津子はいつからこんな淫乱なおんなになったのかしら。わたしのあそこが男が欲しいと疼いている。死ぬまでかき回してと叫んでいる。灼熱の塊に貫かれ、熱い樹液を子宮の奥深く浴びたなら、どこまでも墜ちてもかまわないー。
男の欲望をそそる紺の制服に身を包んだスチュワーデス亜佐。人気のない機内で豊満な肉体を晒す。男を惑わす秘密の花園は馨しい香りをはなち、男の熱い欲望を子宮奥深く注ぎ込まれる。淫花から蜜を垂れ流し、熱く燃えたぎった肉体を制服に包んだスチュワーデス亜佐の淫らなフライトはー。
妖艶な色香が薫る人妻教師、その全身から迸るメスの匂いは男たちの理性を失わせる媚薬にも似て。若々しい教え子の青い性に悶え、羊の皮を被った野獣の老練なテクニックに酔う。乾いた心と裏腹に、花陰は剛直を求めて甘い蜜を垂れ流す。その蜜の匂いにまた男たちが集い、猛々しい男根に貫かれた秘唇はわななく。
実の息子の熱い肉棒に抗うことも忘れた人妻は恥虐の予感に震えながらも密壷はタラリと甘い雫を垂れ流す。衰えを知らぬ若々しい肉棒に理性すら無くし、淫牝と化した人妻は被虐の歓びに身を焦がす。母親を征服した息子の次の獲物は馨しい処女の香り溢れる美少女。誰もいない教室で未開の聖なる花房に欲望のありったけをぶちまける。
南国生れの小麦色の肌。その若々しい健康な肉体を狙う野獣たち。磨き上げた肉体を武器に野望と欲望の渦巻くファッション業界にのしあがろうとする麻紀。ようやくたどりついた専務秘書その華麗な響きとは裏腹の欲望処理の牝奴隷。花淫に専務のペニスを口喉にカメラマンのペニスを男の体液にまみれながら終わりのない凌辱の饗宴に汚辱はエクスタシーへと昇華する。
鉄人・五条友彦に政府筋から秘令が下る。「遺伝子学の権威、折原博士が、兇悪集団『さそり』に擢われた。早急に救出せよ」と。『さそり』の背後には『北のバラ』というソ連の黒い組織がある。もし手遅れの場合、博士の研究が盗用され、狂暴人間が横行するはずだ。五条は、死線を越えながら、ソ連に拉致された博士を探し求めるが…。
合唱団で美しい歌声を響かせる美貌の人妻。その美しい音色に淫獣たちは引き寄せられる。ガレージで、公衆トイレでいつもと違う淫戯に抗いながらも、いつしか熟れた秘唇から甘い濡蜜をしたたらせ美しいソプラノで歓喜の声をあげる。
若き戦士、五条友彦に危険な仕事が舞い込んだ。九州宮崎を根城に大躍進する「神州教」が、実は武力革命で日本制圧を狙っているという。この恐るべき指導者は公文剛。一匹狼の五条と陰謀グループの血みどろの対決で、「神州教」の要塞は遂に落ちる。だが五条の知らないところで、新しい危機が!活字が劇画を超える俊英の野心作。
五条友彦、人呼んでウルフ。出羽山中で闘技を修め、狼のように駆ける若き戦士だ。超高性能で微小な記憶装置オメガ2000の奪取を図るクレムリン派遣の暗殺集団「死神」と対決。五条に課せられたこの企業秘密の死守が、国の安泰に通じる。相次ぐ死闘、粟立つ恐怖、斃れる恋人。新進アクション作家の、手に汗を握る野心作。