著者 : 雨咲はな
生贄姫の幸福 1 〜孤独な贄の少女は、魔物の王の花嫁となる〜生贄姫の幸福 1 〜孤独な贄の少女は、魔物の王の花嫁となる〜
幼い頃から、生贄として魔物の王に身を捧げて死ぬことこそが“幸福”だと教えられてきた王国の第二王女・リーディア。国王や王妃たちから見向きもされず、離れに一人ぼっちで閉じ込められながらも願うのは、せめて課せられた役目をまっとうすること。ついに迎えた運命の日。魔物の王・ルイの来訪に人々が怯えるなか、彼から告げられたのは…!?「やっと見つけた、俺のー花嫁さん」生贄としてルイにおいしく食べてもらうため、張り切って自らを差し出すリーディア。だがルイは彼女を花嫁として扱い、一向に食べようとしない。それどころか、人としての生き方を知らないリーディアに料理を教えたり、外の世界に連れ出したりしてくれてー!?小説家になろう発、第8回WEB小説大賞“金賞”受賞!!
招かれざる神女 上 アリアランテ神国の栄光(1)招かれざる神女 上 アリアランテ神国の栄光(1)
アリアランテ神国ー女神リリアナの加護を受けるこの国には、特権を得る一部の神民と、貧窮にあえぐ大多数の棄民が住まう。ここでは百年に一度、女神の力を受け取る四名の神女候補が集められる。しかし、水晶の導きによって“五人目”の候補が選ばれた。彼女の名前はククル・デニ、棄民。「俺たちと共に神都へ来て欲しい、ククル」それはやがて、アリアランテの根幹を揺るがすこととなるー。
招かれざる神女 下 アリアランテ神国の終焉(2)招かれざる神女 下 アリアランテ神国の終焉(2)
「水晶が示したそうだ。『時、来たれり』と」存在しない“五人目”の神女候補として選ばれたクー。ついに、四人の神女を決める儀式が執り行われることになるも選ばれた神女たちはなぜか次々と神殿から姿を消していく。しかし普段と変わらない様子の神官たちーこの場所の真実とは一体“何”なのか。アリアランテの核心へと迫る彼女の前に、もう一つの陰謀が目を覚ますー。
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