小説むすび | こぶしの上のダルマ

こぶしの上のダルマ

こぶしの上のダルマ

出版社

文藝春秋

発売日

2008年4月10日 発売

人生の関所を通り過ぎたいま、苛烈な思い出と和解を果たす。どこからきてどこへ消えたのかもわからないままのおばさんも、折り合いの悪いまま逝ってしまった父親も、故郷の廃屋に茂る夏草さえ、いまはただ愛おしい。医者であり小説家である著者が、魂の再生を静かに描いて、深い感動を呼ぶ八篇の連作小説集。

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