小説むすび | 死霊の唄が聞こえる

死霊の唄が聞こえる

死霊の唄が聞こえる

出版社

徳間書店

発売日

1989年12月1日 発売

男の名は、無久路草平-斯界では即身仏や古噴研究家として知られるが、ミイラや非業の死をとげた被害者の声を聞くことから、全国の警察の特殊コンサルタントをひきうける、人呼んで“死に神探偵”だ。奥只貝の鳴神村で好きなミイラ仏と対面していた時、アベックのスキー客がライフルで狙撃されたうえに内臓物が取り出されて死体の側に並べてある酸鼻な殺人事件にでくわした。人の死に際に残した意識の声を追って、白髪の探偵が異界まで捜査の足をのばしてゆく…エンタティナー・田中光二の衝撃ミステリー傑作集。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP