小説むすび | 熊野路伝説殺人事件

熊野路伝説殺人事件

熊野路伝説殺人事件

出版社

徳間書店

発売日

1992年4月1日 発売

柳下二匹先生は、女子大の講師である。ホラ吹きでのんびり屋だが、なかなかの博識で、なにより自然が大好きである。釣りや山歩きを通して鍛えられた観察眼や洞察力は、時に刑事も真青の鋭どさを発揮する-。埋められていたはずの死体が消えた。柳下達が熊野古道で出くわした事件は、始めから不可思議だった。さらに、美人陶芸家が殺され、滝につるされた状態で発見された。地元の警察は、捨身行という荒業を行い、山を駆け巡るという修験者に疑いを抱いたのだが…。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP