小説むすび | 足利尊氏(上)

足利尊氏(上)

足利尊氏(上)

出版社

徳間書店

発売日

1990年9月1日 発売

半世紀にわたる、全国武士団の骨肉あい食む抗争ー南・北両朝の内乱の口火を切ったのは、後醍醐天皇の隠岐脱出だった。髻に討幕の綸旨を秘めた密使が国々を疾った。赤坂城、千早城の合戦に敗れた楠木正成は、再起を期していた。この時、丹波篠村八幡宮に願文をささげた、清和源氏足利流の棟梁高氏は、六波羅探題を亡ぼした。新田義貞、また鎌倉を陥し、ここに建武新政は成ったとかみえたが…。歴史大作。

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