小説むすび | 出版社 : 求龍堂

ひとりの男と小さな少年の、心あたたまる物語…妻と一人息子を事故で失ったジョンは、生きる気力をなくし自殺を考える。そんな彼に親友ビルは、リトルリーグの監督を依頼。そこでジョンは、チームのお荷物ティモシーに出会う。ヘマばかりだけど野球が大好きで、「うまくなりたい」「あきらめない」という気持ちでいつも精一杯プレーをするティモシー。いつしか少年の思いはチームを変え、ジョンを変えていく。しかしティモシーには、ぜったい人に知られたくない秘密があった…。

ぼくはまだ決めかねてた。アーサーはぼくに背中をむけて歩きだした。そのとたん、エギーやママやパパや友だち、ぼくが知ってる人たちの顔が次々に浮かんで、どうしてももう一度会いたくなった。みんながいなきゃ生きていけない。死んでることだってできない。すぐにぼくは決心した。アーサーの後を追いながら呼びかけた。「待って、アーサー。ぼくも行く」アーサーは立ち止まってぼくを待った。それからふたりで駆けだした。“生者の国”を目指して。

ぼくは、最後にもう一度手紙を書いた。ずっと海に送りたかった手紙を。あきらめない勇気とさわやかな感動をくれる奇跡の物語。

あたしの１０歳のバースデー、パパからのプレゼントは？。タナー一家はテレビの外でも愉快でハッピー。

お姉ちゃん、旅行のおみやげってボーイフレンドのこと！？タナー一家はテレビの外でも愉快でハッピー。

双子の世話なら、あたしにまかせといて！イベント委員長の仕事もあるんだけど…。タナー一家はテレビの外でも愉快でハッピー。

怖い映画で見たお化け、うちにも、いるみたい！！タナー一家はテレビの外でも愉快でハッピー。

物語をビジュアル化！撮り下し写真とイラスト満載で『ピノッキオの冒険』を再構成。真実のピノッキオに迫る！トスカーナの街々に残る物語ゆかりの場所を訪ね、作品成立の経緯と作者の生涯をたどります。ピノッキオのイタリア・ガイド。

誰もが知ってる物語、誰も知らないアンデルセン。美しくやさしい物語世界をアンデルセンの生涯とともに旅しよう。

なぜかまだ続くカクテルショートストーリー。フランス人数学者が書いた、ご存じ笑いあり、ユーモアあり、恋もあり、そしてちょっぴり涙あり…の３４話。舞台はニューヨークの場末のカクテル・バー“ジェイズ”で、いつもの３人の待つ店に、妙なお客が今夜も舞い込む…。１９９１年タイド・モニエ文学協会賞。１９９２年美食文学賞受賞。