2024年1月26日発売
国語教科書にのった名作についてもっと知りたい、読みたいときに。2011(平成23)年版から2024(令和6)年版までの小学校国語教科書(4年生、5年生、6年生)に出てくる物語文・詩・説明文196作品より、作品が掲載された図書568冊を収録。図書館でのレファレンス業務、読書指導にも役立つ一冊。巻末に「教科書別索引」「書名索引」付き。
かつて[いつ?]隆盛を極めた[要検証]日常系4コマ作品は、 令和の世においては絶滅危惧種とされています[独自研究?]。 『ぬるめた』はそんな時代に反逆し、 オルタナティブ日常系という新しいスタイルを確立したことで、 多くの識者[誰?]に評価されています。 一説[信頼性要検証]には 「『ぬるめた』はまだガンには効かないがそのうち効くようになる。」とされています。[要出典医学]
新人Vtuber「天乃ヒカリ」として活動中の高校生・リコ。 個人勢トップVtuber「神木ふゆ」に誘われて、 同級生のVtuberたちと事務所に所属&グループを結成することに! 癖の強いメンバーだらけのグループ活動、いったいどうなる!? リアルイベントで歌う夢を叶えるため、今日も元気に配信中!
『坊ちゃんが“気持ちよ〜く”過ごせるよう努めますわ…♡』 孤島の屋敷で孤独に暮らす少年・ヴェネルの元にやってきた才色兼備な使用人の正体は恐ろしい“タコの悪魔”だったー。 屋敷の人間を人質に口を封じられ、悪魔でメイドな美女と少年の“ヒミツのせいかつ”がはじまる。 属性てんこもりおねショタラブコメ、開幕。
【2021年 フランスメディシス賞受賞、ゴングール賞ノミネート作品】 実父による近親姦に苦しみ続けた少女は、どのように1人の女性として自己確立していったのか、その人生を描いた物語。 本書は、フランスの作家、劇作家で脚本家でもあるクリスティーヌ・アンゴの二十四作目の小説『Le Voyage dans l'Est』2021年刊の全訳である。 物語は十三歳になったクリスティーヌが初めて実の父親に会う日から始まる。憧れの父親にようやく娘として認知され、これからは普通の親子としての生活が始まると有頂天になるが、現実は想像とは全く別のものだった。自分の身に何が起きているのかを伝え、救い出してほしい気持ちとは裏腹に、母親にすら話すことができない。そして誰にも打ち明けられないまま、少女時代は過ぎていった……。 著者が綴るのは、クリスティーヌが苦しみ、トラウマを抱えて人生に絶望しながらも、どのように一人の女性として自己確立をしていったのか、その命がけの人生そのものである。 著者のアンゴも実父による近親姦からのサバイバーであり、デビュー作から一貫して女性に対する性的虐待をテーマに書き続けてきた。ただ、作中の「クリスティーヌ・アンゴ」は作者自身ではなく、本書はアンゴの自伝ではない。しかし、彼女の作風はあまりにも実体験と近接しており、作者と語り手を分離しにくいかもしれない。一つだけ強調しておきたいのは、アンゴにとって「近親姦の被害者」という「立場」と「実体験」は文学作品を生み出すための出発点に過ぎないということだ。 サバイバーのアンゴは「文学作品を書くこと」という手段で戦う。戦う相手は家族関係を破壊し、隷属の関係を強要する性的虐待者だけではない。それを見ないふりをし、セカンドレイプをする「社会」全体である。 本文 解説 謝辞