2024年11月22日発売
新たな美少女はストイックな××変態娘!? いずれ最強へ至る異世界ハーレム、第2幕! キスした相手に無限の魔力を与える伝説の存在・『無休の箱(エリシオン)』として異世界に召喚されたヒグレ。 マイヒメを救出したヒグレたちは隠れ里へと移動を開始する。 しかし、その道中で魔獣に襲われ、ヒグレは崖下の川に落下してしまう。 ヒグレが流れ着いた先にいたのは、全裸で水浴びをしている希少種の美少女・シスカであった。 魔獣を一掃するヒグレの力を見たシスカはその強さに「飼い主さん」と慕ってきて!? さらには、そんな二人の前に希少種を実験材料として残虐に利用するという噂の研究者・ヘライーナが立ち塞がりーー!? 濃厚なキスと美少女たちの想いを糧に英雄へと至る異世界ファンタジー、第二幕!
最強の聖女の前に、宿敵《ライバル》出現!? 300年後に転生した元聖女のルナは、小説の中に出てくるような立派な悪役令嬢を目指しているが……生来の優しさが邪魔をし、ひたすら空回りを続けていた。 魔族襲撃から一夜明け、聖女学院へ登校したルナは、帝国より転校してきた美少女ウェンディと邂逅《かいこう》しーーかつてない衝撃を受ける! (主人公《メインヒロイン》が来ちゃった……ッ!) 宿敵《ライバル》の出現に焦ったルナは、『悪役令嬢レベル』を上げんと暗躍を始める……!? 数日後、実家に戻ったルナは、両親が高圧的な徴税官に搾取される場面を目撃。 苦境に思い悩むルナだったが、状況を打開するための妙案を閃いたようで……?
全てを見通す左眼を持つ貴族ラディの、無自覚無双ストーリー第二弾! 眼が良くなるだけのハズレスキルが覚醒し、他人の魔法やスキルを見ただけでコピー出来るようになった元貴族のラディ。 呪いから救った女神アエリア達と、この世界を歪めた大賢者とその部下を打倒するため、西の方角へと進んでいた。 その途中、大賢者の意思を継ぐ魔神十二将の一人、酩酊スクッバとその部下達に遭遇。 彼らの奇襲を退け、先に進むも、辿り着いたハイネルナ帝国の最初の町は酔っ払いで溢れかえっていた。 スクッバの部下であるシャーナの襲撃も左眼のスキルで見破り撃破したラディは、この町だけでなく、国中に蔓延するワイン、トゥレロスの秘密を探るのだが……。
20世紀ドイツ文学を代表する作家であるヘルマン・ブロッホの死後に遺稿から編纂された長編小説をドイツ文学者・古井由吉が翻訳した言語芸術の最高峰ともいえる名作を復刊。本作の訳業は古井由吉が作家への道を歩むきっかけのひとつに。 山間部の山村で素朴に生活を営む人々。その村に都会から「誘惑者」が流れつき、しだいに村は「誘惑者」の妄想に浸透されていく。語り手である田舎医師を通して描かれる、村人たちの空疎な熱狂と荘厳なる自然。筑摩世界文學体系(1973年2月刊行)に収録の同名作品の復刊。コンパクトサイズ、1段組で読みやすく。 ◆誘惑者 上 語り手のまえがき 1章 漂泊者 2章 黄金 3章 夢 4章 思い出 5章 素朴 6章 不安
20世紀ドイツ文学を代表する作家であるヘルマン・ブロッホの死後に遺稿から編纂された長編小説をドイツ文学者・古井由吉が翻訳。ときにはひとつの文で数頁にまでおよぶこともある、ドイツ語の表現を極めた特異な文体を、古井由吉だからこそ翻訳なしえた言語芸術の最高峰。 「誘惑者」に浸透されていく村人たちと、侵されることのないひとりの老婆。やがて語り手である田舎医師も眩惑されていき、ついには宗教的儀式である出来事が。田舎医師を通して描かれる、村人たちの空想な熱狂と荘厳にそびえ立つ山々の様子。 筑摩世界文學体系(1973年2月刊行)に収録の同名作品の復刊に書き下ろしの解説(早川文人・金沢大学)を追録。 ◆誘惑者 下 7章 憎しみ 8章 甦り 9章 孤独 10章 救済 11章 羞恥 12章 無限なるもの 語り手のあとがき ◆訳者解説 ◆解説 ヘルマン・ブロッホ/古井由吉の『誘惑者』 早川文人(金沢大学)