2024年11月7日発売
転生した(元)最強勇者、無双ときどき困惑。 転生した最強の勇者リオンは、助けた獣人の双子アルクとイリスを旅に連れて行くことになった。魔物が出るという村の周辺調査の依頼を受けたリオンたち。そこに現れたのは、有名なAランク冒険者アンリエットのパーティ。リオンたちの幼い見た目を心配した彼女たちは、依頼を手伝うと言い出して…。元最強勇者の悠々自適な冒険譚、第3巻!
難関突破のジョブチェンジヒーロー、向かうは世界を変えるほどの力と、世界を救うための力。姫と騎士の王道(?)痛快ファンタジー、ここに完結!! シエルを助け出すため、ゾフィーの元へたどり着いたカイ。しかしシエルの<王の器>を手にしたゾフィーは既に<虚空>の力を手に入れていた。自分から全てを奪ったこの世界を、再構成するために…。哀しき過去と決別する闇の妖精種と暗黒騎士の最終決戦、その果てに彼らが得たものはーー。生粋の暗黒騎士が目指す、難関突破のジョブチェンジ劇ここに完結!「俺たちだけじゃない……大地が全てを憶えている」
天才王子による逆襲の一手とは!?帝位を巡る一騎討ちに、盤外からのまさかの逆転劇が始まるーー。 資源も人材も兵力もない弱小国・ナトラの政治を担う若き王子・ウェインは、アースワルド帝国の後継者争いに巻き込まれた末、最も勝ち目の薄い第一皇子・ディメトリオ陣営に与(くみ)する事に。帝位を巡る争いは第二皇子と第三皇子による一騎打ちの様相を帯びる中、水面下で策を練っていたウェインが逆転の一手を打つーー。「どうもお久しぶりです お二方」天才王子と皇子達の渉于春氷(しょううしゅんぴょう)の駆け引きは、想定外の事実を明るみにすると共に意外な人物の成長をもたらすーー。
遂に明かされる、スカーレットが処刑に至る10年前の真実!! ファリスから来た反戦派のサンとエウラリア。この二人から誘拐された第7殿下捜索の協力と、誘拐の目的を聞いたコニー。それはファリスの開戦派がアデルバイドに戦争を仕掛ける大義名分のための誘拐であり、極秘捜索の理由は憲兵総局とアデルバイドの上層部にも【暁の鶏】の手の者が紛れているという事実だった。更にこの戦争の計画は10年前に一度失敗しており、その要因こそがスカーレットの処刑だったと告げられる…。一方で同様の真相に辿り着いたランドルフは、カスティエル邸に乗り込み公爵に問い正すが──…。スカーレットが処刑に至る10年前の真実が遂に明かされ、彼女の復讐が一つ果たされる第11巻!!
あたしを貴方の契約者(しもべ)にしなさいな タッグトーナメント制覇に、「はじまりのダンジョン」再建と、更なる躍進を遂げたレメ。出張を終えて早々、魔王城に最大の危機が訪れる。複数パーティーによる合同攻略「レイド」により、”難攻不落”の魔王城を踏破しようと、世界最高峰の冒険者たちが迫っていたのだった。最強レイドを迎え撃つため、レメは仲間集めに動き出す。「勇者を倒す気概のある者」という募集に応じたのは、一癖も二癖もある、はみ出し者ばかりで…?魔王軍参謀としてのレメの手腕が光る、第10巻!
魔法アイドル爆誕!!! 社畜SEの陽司(25)はイベント帰りのトラック事故で、小さなワンコ姿となって異世界に召喚されてしまう。彼を使い魔として召喚したのは、幼い黒魔女アーネス。人々から排斥された彼女は、強大な力で黒魔女を認めさせるつもりだった。そんなアーネスに陽司が提案したのは、みんなに愛されるアイドルとなり人々の思いを変えること!?彼女を狙う白魔女ユーオリアや天聖火竜フェルオース、魔法騎士団も巻き込んで、アーネスと陽司の戦いが始まる!
癒やしの力を使って軍を支えていた聖女シーナ。 婚約者だった王子に、謂れのない濡れ衣を着せられ婚約破棄&追放されてしまった! しかしその瞬間に前世(日本人)の記憶が蘇り、自分が搾取されていたことに気づく…。 ブラック労働から解放される喜びを胸に追放を受け入れ、可愛い従者のキリを連れて新たな人生を歩み始める。 「その気もないのに勝ち上がる」最強聖女ストーリー新刊!
物語は誰かの手によって語り直される、慰めのために、励ましのために、そして真実のために…… 数奇な運命を辿り作家の手元に届いた物語ーー忘却された真実を捉える写真、愛憎極まった読者からの手紙、匿名の暴力に晒される失踪劇、理由なき殺人を生き延びた男の撮る映画、伝説的ヴォーカリストの最後の録音、自由を求めて生きた女性の評伝ーーこぼれ落ちた記憶に息吹をあたえ、物語を歌いあげる9作品。 川岸の女 分身 蛙 悪い知らせ ぼくたち 空港 少年たち 最後のコリード 歌,燃えあがる炎のために 著者による注記 訳者あとがき
小学校生活21年間、ありがとう! ついに小学校卒業をひかえたらいかちゃん達。 縦割り班の後輩と夏休みの自由研究をしたり、将来の夢について作文を書いたり、 中学に行っても変わらない日々が続くと思っていたけれど…。 お別れは突然、またどこかで会いたいな。天才小学生4コマ、完結!
家族っていいな! 家庭に笑いを運ぶ4コマ!! 最近、つまづきやすくなってきたおじいちゃんに 「焦らずゆっくり」と優しい言葉をかけるコボちゃん。 実は自分の苦手な分数とダブっている発言!? 3世代6人家族でふれ合いながら生まれてくる あたたかい笑いは面白さもタップリ!!
あるベンチャー企業に就職した「M」。そこで感じたのは得体の知れない気味の悪さだった。まるでMが入社する前からMの事を知っているような、その上でこんな奴は歓迎できないとでも思っているようなーー。 くせの強い社長や同僚たちとの日々。だんだんと手ごたえを感じ充実する一方、気味の悪い違和感も強くなっていく。
『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの最新物語集『天国ではなく、どこかよそで』。 「三匹の子ぶた」を踏まえた「豚たち」、「赤ずきんちゃん」を踏まえた「おばあさまの家に」をはじめ、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターを、レベッカ流に夢見なおした物語が並びます。 語り直しの切り口は作品によってさまざまですが、単一のメッセージに還元できない、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづける作家の神髄が伝わってくる、豊かな「サイクル」が出来上がっています。 訳者の柴田元幸が「この人の文章は言葉というよりほとんど呪文のようなリズムを持っている」と評するレベッカ・ブラウン独自の文体によって、 読者を暗闇から光へ、厳しさから愛へ、私たちが今いる場所から私たちが行くべき場所へと導きます。 “ここにあるのは「めでたし、めでたし」の死角を辛辣なユーモアで照らしてみせる物語。 そうやってわたしたちが見えないふり、聞こえないふり、わからないふりをしてきた暴力の轍を、怒りでもって洗い出し、祈りをこめて語り直すのだ。” 倉本さおり “そこではみんな、ほんものの肉体を得る。 痛みに苛まれ、声は揺らぎ、歪み、叫ぶ。 闇の中、寓話は変わり果てた姿になって 赦しを求め、こちらを見つめる。 どうしてこんなに、愛おしいのだろう。” 大崎清夏 豚たち The Pigs 狼と叫んだ女の子 The Girl Who Cried Wolf 誰かほかに Someone Else 穴 The Hole デビーとアンジ Debbie and Anji 大皿に載ったあなたの首 Your Head on a Platter ヘンゼルとグレーテル Hansel and Gretel セメントの二つのバージョン Two Versions of Cement 天国ではなく、どこかよそで Not Heaven, Somewhere Else 双子 The Twins ご婦人と犬 The Lady and The Dog 人魚 The Mermaid ハンプティ・ダンプティ Humpty Dumpty わたしをここにとどめているもの What Keeps Me Here 兄弟たち The Brothers ゼペット Geppetto おばあさまの家に To Grandmother’s House 謝辞 訳者あとがき