2024年12月10日発売
黎明二十一年五月、「黄昏の射手」巫覡輝矢は囚われていた。 春夏秋冬の代行者達と同様に神に力を与えられ、従者に守られている彼が、なぜ見知らぬ地に? 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』著者が贈る現人神の物語。
普通の高校生・海以蒼太と、【氷姫】と呼ばれる他校の美少女・東雲凪。苦難を乗り越えた二人は晴れて恋人同士となった。 【氷姫】だった頃の彼女が嘘かのように、甘く溶け切った態度でまっすぐに好意をぶつけてくる凪に、日々悶絶する蒼太だったが──。 「父さんと母さんが近いうちにこっちに来るらしいんだ」 蒼太のことを同じく溺愛する彼の両親が二人のもとに来ることに。凪は、蒼太への想いを両親に話す覚悟を決める。そして──。 「私ともう一度、あの遊園地に行ってくれませんか」 一度は別れたあの遊園地で。クリスマス、二人の恋をやり直す思い出の上書きがいまはじまる──。
「ごめんなさい、ちょっと、今日の星良さん怖い、です」 将人をアフターへ誘うも、拒否されてしまう星良。優しい彼に嫌われたと絶望して、もう近づかないと決意するも……!? 夏は女の子を積極的にさせる。その法則は、どうやらこの世界でも変わらないみたいで。 夏祭りデートに誘う由佳。波打ち際の水着でアピールする恋海。汐里はオタバレの危機に瀕した結果、とある”癖“に目覚めてしまって!? そんな中、運命の人の正体を探すみずほにも、急展開が訪れてーー。 「それ俺のハンカチじゃん」「--え?」 もう無自覚じゃいられない!加速するヒロインダービー第3弾!!
渡辺風花は園芸部の部長である。クラスでは目立たないものの、笑顔が魅力的な心優しき少女。 「俺、好きだ。渡辺さんのことが!」 「じ、実は私も……」 こうして悩める高校生・大木行人の青春の1ページは無事に彩られるーーはずだった。 初恋が成就する寸前、彼女の姿が一変。目の前に現れたのは《エルフ》!? 「もしかして私の……見えちゃった?」 渡辺風花はエルフである……らしい。とある事情で異世界《ナチェ・リヴィラ》から現代日本の東京へ逃げてきた呪われしサン・アルフ族の少女。 「じ、実は私も……ずっと大木くんが、気になってたの。大きな木で行人、ユクト。……なんだかユグドラシルっぽいな、って!」 「告白、仕切り直していいかな!?」 かくして大木は“エルフの渡辺”とのちょっと不思議な現代日本ライフ、そして異世界の命運を巡る大スペクタクルに巻き込まれることになりーー。
サンフランシスコ暴動は収まり、平静を取り戻した。達也は暴動を引き起こした魔法ギャラルホルンの対抗魔法の開発を急いでいた。 一方、日本の政界の黒幕でも動きが。元老院四大老の一人、穂州実明日葉が、四葉家への粛清計画を進めていた。彼女らが自分の縄張りだと見なしていた富士山麓の遺跡を達也が無断で発掘したためだ。魔法を絶対的に無力化する異能を持つ、次期当主の富貴花を中心に四葉の隠れ里襲撃を企てる。 絶体絶命の四葉家だが、達也のことを憎む分家の当主、黒羽貢がどうやら不穏な動きをしており……。
「獲りに行くぞ、由美子の夢を」 声優として経験を積んだ由美子は、遂にプリティアのオーディションへ。だが、 競争率は凄まじく高く、強力なライバルは大勢いてーー。 「わたしも受けるわ、次回のプリティアを」 「今年は自信あるの。今までで、一番」 運命共同体の千佳、頼れる先輩の乙女。共に演じる仲間になるか、同じ役を争うか……。分からないけれど、今回だけは譲れない! 決意を胸に挑んだ由美子に待ち受ける結末は、意外なもので!? 「あなたの夢をーー、我々にください」 シリーズ最大の夢へ挑戦する、青春声優ストーリー・第12弾!
『アニェーゼの魔術サイドお仕事体験編』今回はシスターさんのお仕事を覗いてみよう。ミサや布教活動、はたまた魔術戦闘の後始末まで……!? さあアニェーゼ達よ、自らの能力を示し、居候としての居場所を確保せよ! 『バイオハッカー編』--学園都市の路地裏で上条当麻は二人の少女と出会う。蜜蟻愛愉と雲川芹亜。マイペースな彼女たちとの平穏は長くは続かず……。 全ては一年前。上条当麻、中学三年の夏。食蜂操祈と共に過ごしたのとは違う、裏側の物語。上条当麻の原点がここに始まる。 鎌池和馬デビュー20周年を記念して、超貴重な特典小説を電撃文庫化!
「ナハハ。ナツよ、邪魔するぞ」 東京のアクセ仲間や凛音と過ごした修学旅行で、大切なものを諦めずに夢に向かう覚悟を得た悠宇。日葵と凛音もそれぞれの目標を持って歩み始める中、まだ過去に縛られている男が一人いた。 「貴様の大好きな勝負をしてやろう。オレが負ければ、貴様の要求を呑んでやる」 真木島慎司により仕込まれていた、とある後輩を中心とした因縁。それにより明らかとなった悠宇と慎司の確執が、ついに二人の対立を引き起こしてーー!!!? 10年以上経っても未だに慎司の心に憑りついて離れない黒歴史……その一片が今、白日の下に晒される。 Prologue 真木島慎司の華麗なる幼少時代の記憶 1 “未来への憧れ” 2 “呪い” 3 Turning Point. “孤” 4 “生まれ変わり” Epilogue ゆめのあと
「わかりましたよ! 旭の彼氏役を引き受けます!」 文化祭が近づく秋。教え子の久宝院旭さんは告白ラッシュに困っていた。悩める生徒を放っておけないアタシ、天条レイユはよりにもよって錦悠凪くんに期間限定の彼氏役を任せるように背中を押してしまう。 だって先生が生徒に「好き」の二文字を言えるわけない。 アタシが自分の気持ちを押し殺している間に、ふたりはクラス公認のカップルになって、久宝院さんも悠凪くんと本物の恋人になろうと積極的にアプローチをかけてくる。そして、迎える運命の文化祭。 生徒同士で恋愛するのが正しいのはわかっている。だけど── 先生と生徒の近すぎる秘密の青春ラブコメは、ひとつの答えを出す!
★第9回カクヨムWeb小説コンテストエンタメ総合部門・大賞受賞★ 人類の指導者としての教育を受けるも、無実の罪で地球上から追放され、宇宙空間の個人牢獄に収監されていたカイト・クラウチ。気ままな囚人ライフを送っていたが、刑務官であり生活支援ロボットのエモーションから衝撃の報告を受ける。 『地上滅亡を確認。人類社会終焉に伴い、受刑者279502号の刑期は終了しました』 しかしカイトは当たり前の疑問の一つも口にせず、なぜかワクワクした様子。 「なら、行けるところまで行ってみようか。地球人類最後の宇宙旅行に!」 『きゅるきゅるきゅる…………正気ですか!?』 でもその最後の旅が、まさかすべての始まりになるなんて。 外宇宙文明との出会い、超能力の発現、そして自分だけの宇宙船の獲得。銀河は孤独じゃない、隣に最高の相棒がいれば。地球人と機械知性のコンビが外宇宙文明で自由に暮らすスペースジャーニー!
VRMMORPG《モノクロの世界》に登場する悪役公爵家のルカ・サルバトーレに転生した俺。いずれ滅亡するとはいえゲームでは最強の天才一族なのだが、このキャラはどうやらただのモブらしい。 実力至上主義を掲げる我が家では身内同士の殺し合いも日常茶飯事。破滅のシナリオに介入するか、いっそ家から逃げ出すか……。 否ッ! せっかく得た二度目の人生、誰にも奪われてなるものか。俺が最強の悪役となり、力で全てを蹂躙して生き抜いてやる!! 「俺の道を塞ぐ奴は殺す。相手が誰であろうとな」 強くなるためならヒロインも、ラスボスも、何だって利用する。邪魔する奴は皆殺し! 最"凶"の悪役が異世界を破壊する!?
萩乃内湊斗は老舗菓子メーカー「萩乃内」の御曹司。 入社して3年目に後継者教育を受けるために本社に異動することに。 会社のパーティーにて父親から次期社長として紹介され、社長夫人に立候補したい女性はどんどんアタックしていいと許可してしまう。 ただですら元カノが多い会社内で元カノからの猛アタックを受けることに!? 元カノハーレムコミック!