2025年2月10日発売
詰んだ人生を送る春太を横目にキラキラ街道を突っ走り去っていった幼馴染みの桜庭唯が数年ぶりに離婚して出戻って来た!? 窓越しに春太を見下す唯の瞳は大人な妖しさを放ちずっと惹かれていた春太は…!? 童貞男子のリベンジラブコメ!
Hなイラストばかり描いていた内城匠海は認めてもらえない虚しさでビルから自分の絵と共に飛び降り自殺した…はずだったが、落ちた先は異世界の仕立て屋「テーラーテイル」だった!? 美しい社長コルテに絵の才能を認められ、匠海は服のデザイナーとなる。 「テーラーテイル」は数世紀大地の権力と衣服のルールさえも握った王族と対峙するが!? エロ×異世界ファッション革命完結!!
甘栗美咲は糖尿病専門医志望の研修医。 東京から雪深いT県の病院に入り様々な糖尿病患者と向き合っていくことに… 糖尿病にスポットを当てた医療マンガ、完結!
私はジゼル・シュタイン。シュタイン伯爵家の長女で、実は転生者です。前世の私はパティシエとして働く二十五歳でしたが、表情筋は死んでおり無愛想。今世でもその性質は受け継がれており、“塩系令嬢”と周りから揶揄されております。こんな性格ですから、社交界デビューは大失敗。これ以上誰かに迷惑をかけたくないので、引きこもり生活を送りながら大好きなお菓子作りで日々を埋めています。お父様やお兄様達からも可愛がられているので、それなりに幸せに暮らしていたのですが…。ある日、“青獅子”と名高い王宮騎士団副団長さんが現れて事態は急変したのです。お菓子を通じて人と心を通わせるー塩対応な私が見つけた、本当の自分。甘くてしょっぱい恋の物語、始まります。
日課であるシミュレーション&RPG、ソードアンドレギオンズにログインした俺は、周回プレイを始めようとして…次の瞬間、主人公フェルズとして玉座に座り鎧を着ていた!焦りまくる俺だったが、自分がいる場所がレギオンズの拠点である城という事に気付く。ゲームの世界にきてしまった?いやいや、そんな馬鹿な!玉座の間で絶叫する俺だがそんな中、飛び込んでくる人物が…「ふぇ、フェルズ様!御帰還お待ちしておりました!」これは、周回プレイによって得た振り切った能力と、エディットしたキャラたちの振り切った忠誠心を武器に、調子に乗って覇王ムーブをかまそうとするお馬鹿の物語である!第12回ネット小説大賞小説賞受賞!
TVアニメ制作進行中! 偉才鬼才が激突する超異能戦、佳境へ! 強大な“王”達を相手に奮戦する廻り者達! “雷帝”イヴァンを退けられるか! “徒歩王”ロロを止める術は! そして東耶達精鋭部隊は“偉人の杜”本拠地を強襲! 各地の戦いは決着し、廻り者が紡ぐ物語は終わりへと近づく。眩い才能が戦場に弾ける激動最新刊!
胸躍る冒険を再び。 まだ見ぬ宝と浪漫を追い求める空賊ハックは人狼に追われる帝国の王女ドリーナを一味に加える。しかし、王位簒奪を狙う何者かの手により王女の誘拐犯に仕立て上げられ、全世界から追われることにーー。そんな中、ハックはお宝 ”王の証“を求めてかつて所属していた空賊ギルド・鉄の心臓の本拠地である鋼鉄都市アダマントに向かう。
算術は剣より強し!? 若き日の新選組の斎藤一の兄・公明は、剣術の腕はてんでダメ。だが、得意の算術で人々のさまざまな悩みを解決していく。幕末江戸の痛快人情話。 第一章 支配勘定見習い山口公明の一日 入れ子算 油分け算 さっさだて(鶴亀算) 譲り算 虫食い算と俵杉算 交会術 子供算 第二章 誘拐(かどわかし) 奇妙な友情 百鶏算 第三章 山口兄弟 それぞれの文武 馬乗り算
囲碁は物語を内包しながら『西遊記』を意味論の世界へと導くー。 7世紀の中頃に遥かインドまで仏教の教義を求めた三蔵法師玄奘、その旅を題材にした『西遊記』は、お馴染みの孫悟空や沙悟浄、猪八戎らが活躍する伝奇物語として知られている。 しかし全100話のこの物語を注意深く読むと、三蔵法師一行の存在や関係性など至る所に囲碁を思わせるような記述があることに気づくー。 前著『日本将棋と西遊記』に続き、盤・石・ルールという囲碁の構造が物語のなかで不思議なほどに象られ類似するその謎を、仏教や易をはじめとする東洋思想を背景に数学の力も借りながら解き明かした、囲碁が誘う構造論的『西遊記』への旅。
『僕らはとびきり素敵だった』 (原著:How Beautiful We Were、Imbolo Mbue著、2021年3月、Random House社) 目次 スーラ ⼦供たち ボンゴ ⼦供たち サヘル ⼦供たち ヤヤ ⼦供たち ジュバ ⼦供たち 訳者解説:粘り強い文学 《登場人物》 スーラ:コサワ村の少女 マラボ:スーラの父 サヘル:スーラの母 ボンゴ:マラボの弟 ヤヤ:マラボの母 ジュバ:スーラの弟 ルサカ:スーラの同級生の父親 ウォジャ・ベキ:コサワ村の村長 コンガ:コサワの狂人 ジャカニ:双子の霊媒師 サカニ:双子の治療師 〈リーダー〉:ペクストンの社員 〈病気の人〉: ペクストンの社員 〈丸い人〉: ペクストンの社員 フィッシュ:ペクストンの上級監督 オースティン:新聞記者。〈病気の人〉の甥 〈いけてる人〉:コサワ回復運動のスタッフ 〈かわいい人〉:コサワ回復運動のスタッフ
中国出身、中国在住、中国人が書いた、日本語の歴史小説! 盛朝は去って逝き、詩意だけが残る。 外に異族の馬蹄が関門を叩き、内に梟雄の陰謀が波瀾を起す。 将軍の銀刀が斬り下ろし、踊子の双剣が舞い上がる;毒姫が花雨を撒き散らし、刀者が血路を切り開く。 国の危機を誰が救え、江湖の紛争を誰が収める? 内容について 中国では「武俠小説」というジャンルがあり、日本では最も近い概念は「時代小説」となる。 物語の舞台は「武林」或いは「江湖」と呼ばれる武術に長ける者たちの世界、テーマ主に正邪の争いだ。 中国語で最も知られる武俠小説家は金庸と古龍、子供の頃からこの二人の先生の作品を楽しんできた。 そして中国には「布袋劇」という芸能があり、現在最も有名なのは台湾の霹靂布袋劇と金光布袋劇だ。 霹靂と金光の物語は武俠世界に基づいて、ファンタジー要素を加え、布袋劇の人形もアクションシーンを上手く表現できて、初めて観るとすぐに惚れた。 それ故、初めて書く日本語の小説は、金庸の語彙を古龍の構文で繋げ、布袋劇の様な物語を作りたいと思う。 ペンネームについて 昔Lang-8という言語学習サイトがあり、そこでshiiという名前の日本人と出会った。shiiさんは優しくて中国語が上手くて、いつも日本語の記事を添削してくれる。だが悲しいことに、ある日shiiさんは予兆もなくいなくなった。 そして数ヶ月や一年経ち、shiiさんは突然namikiという名前に変わって復帰し、あの時は本当に大喜びだった。しかしまた数ヶ月や一年経った時、namikiさんはまた消えてしまい、しかも今回はLang-8がサービス停止までも二度と戻っていなかった。 恐らく二度と会えない我が最も親しい外国の友人を記念するために、あの人が使った二つのハンドルネームを合わせて自分のペンネーム「椎名未聞(しいなみき)」を作った。 漢字は「しいさんの名を未だに聞いておらぬ」という意味になってしまうが、別に中の人の情報を取得するなど違法行為をするつもりはなく、ただ大好きな歌詞が歌う通り、「今でもあなたは私の光」、と言いたい。 本小説は、mogumogu、Tina、minoli、ジュライの四名の方に添削して頂きました。謹んで感謝致します。誠にありがとうございました。