著者 : あおのなち
夢にみるのは、きみの夢夢にみるのは、きみの夢
恋愛経験ゼロの女子、AI男子と同居する。 二橋美琴は乙女ゲームが趣味のオタクOL。 これまで友人がいたことがなく二次元の世界に浸りきった彼女の生き甲斐といったら、推しのイケメンキャラ・金堂町先輩に貢ぐことくらい。 そんな彼女に、生まれて初めて三次元で胸のときめきを覚える相手が現れた。同じ会社の先輩、佐々木優吾だ。 25歳の誕生日の朝、テレビで見た「今日の運勢」で自分の星座がランキング一位だったことに運命を感じた美琴は、思いきって佐々木先輩に話しかけてみようとする……が、あえなく玉砕。 その日の深夜、飲めないお酒を買い込み、一人荒ぶりながら公園でお花見をしている美琴のもとへ、金色の髪を持つ美しい青年が現れる。 転んで怪我した美琴の手当をしてくれたり、気さくな会話で楽しませてくれる青年。だが、彼には明らかに怪しい点があった。自分を研究所から逃げてきたAIロボットだと言うのだ。しばらくのあいだ自分を匿ってほしいとお願いされた美琴は、その場から逃走。 ところが、青年の言っていることは全て事実であることが判明して……。 恋愛経験ゼロ女子と、AIロボット男子との泣き笑いの同居恋愛ドラマ。 タレントとして活躍する三田麻央、初の書き下ろし長編ライトノベル。
PREV1NEXT