ラノベむすび | 出版社 : 小学館

出版社 : 小学館

獄門撫子此処ニ在リ(4)獄門撫子此処ニ在リ(4)

出版社

小学館

発売日

2025年6月18日 発売予定

ジャンル

異形の祭が、千年の都を狂乱に染めるーー。 まどろみから目覚めると、そこは「はざま」だった。 現世とも幽世ともつかぬこの場所には、さまざまなものが眠っている。 久遠の恩讐に沈む館、庚申の夜を蝕む呪縛、潰えた野望の残滓。 そして、忘れてはいけなかった記憶さえーー。 怪しい街に迷い込んだ撫子とアマナは、奇妙な縁に巡り合う。 同窓の女学生達、「はざま」を探る案内屋ドラセナ。 そして、荒れ狂う吹雪のような獄卒カシャリ。 ひょんなことから始まった同年代の友達とのふれあいは、少しずつ撫子の世界を広げていく。 一方、戦いの影響から九尾の記憶に苛まれるアマナは、撫子から遠ざかろうとしていた。 互いを想う心がすれ違うなか、撫子とアマナの不安定な絆を試す怪異が起こる。 「あなたと見る景色、わたしは好き」 「君と同じ景色を見ていたらと、心から思うよ」 絡み合う因縁は、やがて二人のみならず京都までもを異形の祭りへと堕とす。 狂乱に染めあげられた京都を、「化物とヒトとのあわいに揺らぐ少女たちは駆け抜けるーー。 うつくしくもおそろしい少女鬼譚、繰り返す縁の第四巻。

白き帝国(4)白き帝国(4)

出版社

小学館

発売日

2025年5月19日 発売

ジャンル

全巻一気読み不可避!戦記ラノベ決定版 「全ての色彩を重ね合わせると、白になる。ぼくが目指すのは、全ての種族が共に暮らす『白き国』だ」。果てしない理想を追い求めて無名荒野へ足を踏み入れた白猫隊は、領主不在であった城塞都市バードゥルガの攻略に成功する。奇しくも無名荒野東部では、三百年以上もつづいていたジャムカジャ族の内紛に終止符が打たれ、新たなジャムカジャ王フレルバータルが誕生していた。葡萄海の制覇を目指し、フレルバータルは5万の大軍を率いて西進を開始。その針路上には、100名の白猫隊が守る城塞都市バードゥルガがあった。降伏勧告に来たフレルバータルの使者は、無血開城の条件として姫騎士エアステラの身柄を要求し……。 一方、上顎半島の攻略に乗り出した黒薔薇騎士団もまた、飛行戦艦に守られた要塞に行く手を阻まれる。ルシファーの暴虐によって飛行艦隊を失った黒薔薇騎士団は、ジャンジャック率いる空挺部隊による奇襲攻撃を敢行するが……。 勝つために死せよ。夢と約束のために、生きよ。「恋と空戦の巨匠」犬村小六が描く超大型ファンタジー群像劇、愛と鮮血の第四弾!

終わらない冬、壊れた夢の国終わらない冬、壊れた夢の国

出版社

小学館

発売日

2025年4月18日 発売

ジャンル

誰かを殺すまで、ループは終わらない。 足を踏み入れた人間が続々と消えていくという「人食い遊園地」。 そんな都市伝説が囁かれる老舗の遊園地『サニーパーク』に、竜崎カシオは高校の友人たちと訪れた。アトラクションを満喫し何事もなく一日を終えるはずだったカシオは、友人の一人である小練菜々に人気のない場所に連れられ、刃物で刺されてしまう。死に至る直前、彼女はカシオにあることを懇願する。 「お願い……あせびちゃんを、助けてあげて」 カシオが目を覚ますと、サニーパークに入園した朝に、時間が巻き戻っていた。 激しく動揺するカシオは事態を呑み込めないまま、友人たちと“2回目”のサニーパークを巡る。自分を刺した小練菜々を警戒するカシオだったが、最後まで彼女に怪しい素振りはないまま、閉園時間を迎えた。退園するためカシオがゲートを抜けた直後、またしてもサニーパークに入園した朝に時間が巻き戻った。 混乱を極めるカシオの前に、一人の女子高生が現れる。 彼女は小寺あせびと名乗り、カシオがサニーパークから出られず同じ一日をループしているのだと告げる。そして、このループ現象から抜け出す唯一の方法は、誰かを殺すことだと……。 【編集担当からのおすすめ情報】 アニメ映画が世界各国の映画祭で高い評価を受けた『夏へのトンネル、さよならの出口』に始まる〈時と四季〉シリーズの最後を飾る「冬」の物語。

少女事案(3)少女事案(3)

出版社

小学館

発売日

2025年4月18日 発売

ジャンル

未来から、俺の娘(小5)がやってきた!? 季節はクリスマス。美人女子高生二人と小学五年生女児二人に贈るプレゼントを考えながら歩いていた男子高校生・夏目幸路の元に「ぽかぶ〜!!」なんていうファンシーな悲鳴とともに現れたのはーー 「パピー! パピー! 会いたかったよ〜。うわ〜ん!!」 その名も、夏目ミント。 夏目……夏目ぇ〜??? 話を聞いてみると、トラウマサヴァンの新世代であるところの俺の娘・夏目ミントは、俺が死んでしまった未来から、父である俺を救うために〈バクハツでタイムスリップする〉能力で時をかけてきたのだという。 しかも。未来で俺が死ぬことになる、ある「事件」、その〈バクハツ〉は日本の命運すら握るような、歴史のターニングポイントになる出来事なのだ。 そんな状況なのに、俺の周りにいる女子高生や小学五年生女児は、誰がミントの母親なのかの言い争いを始める始末で、ぜんぜん緊張感がない。それもそうだ、遠い未来の話なんて、スケールが大きすぎてまったく現実感がない。けれど「歴史の修正力」は否応なく、無理やり歴史を変えようとするイレギュラーな存在、ミントに襲い掛かってきて……。 今回の相手は「運命」そのもの。月子や白瀬さん、雪見や風町の力を得てもまだ足りない。降りかかる不幸な運命を切り開き、世界を変えるのは……「カワイイ」の力!? 父のために時をかけ続けるタイムスリップガールと、高校生なのに小学五年生の父になった夏目、そしてその母親候補な美少女たちが立ち向かう、ファミリー×ラブ×サスペンス!

筺底のエルピス 8 -我らの戦いー筺底のエルピス 8 -我らの戦いー

出版社

小学館

発売日

2025年4月18日 発売

ジャンル

終わらせてなるものかーー。 殺戮因果連鎖憑依体ーー 古来より『鬼』や『悪魔』と呼ばれる脅威と戦ってきた三つの組織は、月の知性体《一二〇》からの電子的侵攻を一時的に封じ、ワームホールゲートの管理権限を失う危機を土壇場で回避した。 それでも世界は、依然として崖っぷちにあった。百刈燈をはじめとする三名の依代が再び肉体を乗っ取られるまで、およそ五十日しか残されていないうえ、白鬼を宿した朋之浦結を奪取すべく、《一二〇》が地上侵攻してくる可能性すら高いのだ。状況を打破する唯一の道は、白鬼の所在を秘匿したうえで、時間切れまでに《一二〇》との和睦を果たすことのみ。 月を目指すロケットが突貫工事で準備され、少女たちが夜空の逃避行を続けるなか、ゲート組織たる《門部》、《ゲオルギウス会》、《I》にて可能な限りの準備と再編が進み、かつて敵だった者まで含め、戦力が続々と集結していく。そんな彼らの前に圧倒的絶望の光景が立ちはだかるとき、集った”我ら”は、いかに戦い抜くのかーー。 人類の存亡をかけた、影なる戦士たちの一大叙事詩。終焉に立ち向かう、一致団結の第8弾。

嫉妬探偵の蛇谷さん(2)嫉妬探偵の蛇谷さん(2)

出版社

小学館

発売日

2025年3月18日 発売

ジャンル

嘘が嫉妬を呼び起こす、学園青春探偵物語 「私、この夏のテーマを決めているの」 蛇谷さんは、そのあとにこう続けた。 「あなたーー野水のことを知る」 蛇谷カンナ。 黙っていれば怖ろしいほどの美人で、口を開けばもっと怖ろしい、嫉妬の権化のような僕の先輩。 惨めな人、馬鹿な人、自分より下な人、嫌われ者、そんな「悪者」のいる謎を暴く女。 先輩としては残念すぎる蛇谷さんだけれど、僕は彼女を嫌えないどころか、可愛いとすら思ってしまっている。重症すぎる。 謎の自撮りを送ってくる蛇谷さん、浴衣で笑いかけてくる蛇谷さん、水着で恥ずかしがる蛇谷さん……彼女が僕のことを知るように、僕も蛇谷さんを知っていく、そんな夏休みはーーでも、楽しいだけでは終われない。 強い日差しが作る影のように、僕らは様々な謎や犯人、そして思い出したくもない苦い思い出に向かい合う。 後輩たちと消えたノートの謎、夏祭りに生じた開かずの扉の謎、合宿の海辺で突きつけられた僕の過去に関する謎。そして幼馴染みと、僕を傷つけた彼女にも。 どうしようもない「悪意」や「謎」に立ち向かう蛇谷さんの動機はやっぱり「嫉妬」なのだけれど、それは嘘がつけない僕のためでもあって、だから蛇谷さんには、言えない。 僕がーー蛇谷さんに、「嘘」をついてしまったなんて。 嘘が嫉妬を呼び起こす、学園青春"探偵"物語。

天使の胸に、さよならの花束を(2)天使の胸に、さよならの花束を(2)

出版社

小学館

発売日

2025年3月18日 発売

ジャンル

ーーさあ、あの日の約束を果たしにいこう。 さあ、旅(おわり)を再開しよう。 たくさんの出会いと別れで彩られた旅(ひび)を、もう一度。 『死者と再会させてくれるという美少女がいる』 いつか耳にした噂の正体を、あなたは余命が尽きた今になって知ることになる。 優しくて泣き虫な天使の少女・アイと、ひねくれものの相棒・悪魔のディア。 そんな凸凹コンビに導かれた先で肉体を失った魂(あなた)を待っていたのは、大好きな人たちと交わしたもう叶えられないはずの約束で。 翼をなくした天使は微笑む。 ーー余命マイナス1日となった今日、死んだって忘れられなかった想いを伝えにいこう、と。 恋を教えてくれた男の子に、プレゼントを渡しにいった。相棒に二人の夢を託した。祖母が残した家を守り、親友たちと思いっきり遊んだ。 そして愛した人と見上げた空には、生涯忘れられないであろう美しい光景が広がっていた。 「ねえ、これからもずうっと二人でいようね。二人で一緒に、これからもこの世界の美しいものをたくさん見にいこう」 出会って、別れて、再会して。 今日も世界のどこかで、さよならの花が咲く。新しい約束が紡がれる。 これはあなたの出会いと別れに寄り添う、ちょっぴり変わった天使と悪魔の物語。

スクール=パラベラム(3)スクール=パラベラム(3)

出版社

小学館

発売日

2025年2月18日 発売

ジャンル

それを、きっと青春と人は呼ぶのだ。 やあ諸君、本作の主人公にして《ほとんど万能》でおなじみの久原京四郎だ。 この自己紹介もそろそろ飽きてきたな……。 今回は最初からトップスピードだ。 ここまで空気だった《キングダム》のやつらが風香の活躍に怖れをなして今さら俺たちを襲撃しはじめた。今さら。この期に及んで。 そこに《ストレングス》の極悪番長まで加わって五才星市のバイブスが高まるなか、残念なことに《プロの傭兵》の俺は、テロリストや犯罪者相手にはめっぽう強くても、民間人である一般生徒に何も手出しできないのであった。 ……あれ、今回の俺、もしかして役立たず? そもそも、問答無用で学園最大規模のイベントをぶち壊した怪獣系美少女の有馬風香とか、誰でも裏切るわりに実は繊細でかわいい雪代宮古とか、この学校にいる間は誰も殺すなって約束させたキュートな霧島紗衣とかにも、ちょっぴり責任はあると思うんですよね。 とはいえ、そこはご存じ久原京四郎。 どんなハンデがあろうとハッピーエンドを迎えてしまうナイスガイである。 逃亡劇、銃撃戦からラブコメ挟んで突入劇、最後はサシのステゴロまでフルセットでお見せしよう。 銃弾飛び交う学園青春バトルアクション、青春へ至る第3巻!

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP