著者 : あらきかなお
「高村クンが望むなら、わたくし、どんなことだってしてあげますわよ」。そんな会長の告白を皮切りに、これまで僕を守ってきてくれた女の子たちから一気に言い寄られてしまいました。突然のモテ期到来にどうしていいかわからず悩んでいる中、吸血鬼となった治水村の人々を人間に戻すため、ついに神父が村に帰ってきました。長年待ち続けた福音の到来に歓喜する村の人々。そして待望の瞬間が訪れて…。シリーズ完結。
いつも僕を守ってくれる季代実が吸血鬼の奇病、眠り病にかかってしまいました。彼女を目覚めさせる方法は、異性の吸血鬼のキス。でもそれには副作用があって、季代実はその吸血鬼にメロメロになってしまうのです!?だから季代実が幸せになるために、彼女にふさわしい相手を探さなくてはならないのですが…。このモヤモヤした気持ちは何なのだろう!?直樹のモテモテ度上昇中。イタイケナ男子に贈るイヤウレ系コメディ第5弾。
吸血鬼の村に暮らしています。僕が人間だってことを、村のみんなにばれないようにするのは大変だけど、可愛い女の子たちがいろいろと助けてくれるので、なんとかいままで無事にやってきました。だがしかし、ついにやってしまったのです。それはちょっとした弾みで起きた事故。その衝撃で気を失い、やがて目覚めてみると…。僕の身体には、あってはならない異変が起こっていたのです!?そしてこんな時に限って、中学時代の友達が突然訪ねてきたりして。ますます人気上昇中!イタイケナ男子に贈るイヤウレ系コメディ第4弾。
吸血鬼たちの村に住んでいます。僕が人間だとバレないように、5人の可愛い女の子に守られながら。もちろん彼女たちも吸血鬼で、僕の味方をしてくれるのは、ほんとは僕の血を狙ってるから…。僕に自分から「血を吸ってください!」って、血を吸わせる相手を選ばせるっていうゲームを、彼女たちは絶賛開催中なんです。僕は絶対そんなこと頼まないけどね。そんな嬉しくない状況だけど、やっぱり彼女たちは魅力的で、健全な高校生男子にとっては、ドキドキすることがあるわけで…。
「一緒にお祭りに行って」とか言われて喜んでました。「浴衣姿を見てほしい」って言われてニヤケてました。「高村君は私のものよ」なんて言われて叫びそうになってました…。たしかにみんな可愛い女の子です。だけどね…だけどね…みんな吸血鬼なんですよ〜!-ご気楽な父・直太郎の勝手な都合により、長野の僻地・治水村へと引っ越してきた直樹十六歳。転校した高校での思わぬモテモテぶりに、青少年心をときめかせていたのだが…。幸せは不幸な物語の始まりか!?はたまた実は…!?阿智太郎&あらきかなおのコンビで贈る、イタイケナ男の子たちへの応援歌。