著者 : くろかた
魔王領の遺跡を出たウサト一行は、魔王への状況報告とカンナギの再襲来に備えるべく、次の目的地である魔王都市ヴェルハザルへ向かう。 来るべき戦いのためにウサトがとる行動といえばーーもちろん訓練! 救命団仕込みの筋トレや魔王領内の走り込みはもちろん、かつての軍団長アーミラとの模擬戦に加え、本物のカンナギから究極の“必生技”を伝授され、ウサトはかつての勘を取り戻していく。 そして訪れた再襲撃の日。カンナギに操られた魔物の群れを魔王率いる警備隊が、別世界のウサトをカズキとスズネが、そしてカンナギをウサトが各々迎え撃つ。 魔族に激しい憎しみを抱きながらも救いを求め暴走するカンナギを、ウサトは果たして止められるのかーー!? 怒涛のバトルコメディ、第二巻が登場!!
かつて勇者召喚に巻き込まれて異世界へ召喚されたウサトは、魔王との和解の後、現代へと戻った。 だが、異世界との交流は完全に断たれたわけではなく、魔具を通じて自由に行き来できる状態となっていた。 そんなある日、ウサト、スズネ、カズキの三人にリングル王国から招集がかかる。 魔王が統べる魔王領に存在する遺跡で問題が発生し、その調査のために先代勇者と関わりのあるウサトたちの力を借りたいというのだ。 かつて苦楽を共にした仲間たちと遺跡に向かったウサトは、そこで謎の声を聞く。 「--待ってたよ、ウサト」 閉ざされた扉の先で、ウサトは予想もしなかった人物と出会うのだった。 バトルコメディの金字塔、ついに待望の続編スタート!
相棒である勇者の少女リーファと共に、彼女の双子の姉で魔王軍幹部のニーアを撃退することに成功したカイト。ヘンディル王国へ戻ったカイトとリーファは、女王ジェシカから隣国の勇者ーカイトと共に異世界へ召喚されてしまった同級生の獅子原千里(チサト)との顔合わせのために、フィルゲン王国へ向かうよう依頼された。ついに再会したカイトとチサト、そしてリーファは交流を深めていくが、魔王軍幹部デウスの手によって目覚めた巨獣が、フィルゲン王国へと向かってきていることを知らされる。王国を守るため、カイトは使い魔と共にテイマーの概念をさらに超越した肉弾戦で、そして二人の勇者は魔法のコンビネーションで魔王軍に立ち向かう!波乱尽くしの異世界冒険譚コメディ、待望の第二巻!!
魔王を倒し、ついに戦争を終結させたウサト達。 平和な世界を取り戻すことはできたが、ウサト達は悶々とした日々を過ごす。 その原因は、魔王が敗北宣言と共にウサトに託した『スクロール』という、元の世界に帰る事ができるアイテムだった。 『勇者召喚』によって呼び出された理由である“魔王を倒す”という目的を果たしてしまったウサト達ではあるが、この世界で出会った人々との縁も簡単には切れないもの。だが、『スクロール』には使用期限があり、彼らはいつまでも悩んでいるわけにはいかなかった。 そんなウサトを見かねたローズの提案で、ウサトは救命団員全員と話し合い、それぞれの意見をもらう事に。そして、ついに出したウサトの結論とはーー!? 常識破りのドタバタコメディ、ついに完結!!
生まれつき動物に好かれたことのない高校生カイトは、学校の帰り道で偶然出会ったクラスメイトの獅子原千里と共に、突如現れた魔法陣に巻き込まれてしまう。どことも知れない空間に飛ばされてしまったカイトは、そこで黒猫の姿をした魔物、シェイプシフターのシフと出会う。シフはカイトの持つ特異な魔力に『テイマー(魔物使い)』の素質を見出し、カイトの使い魔となって行動を共にする。しかし、カイトの魔力とシフの能力が組み合わさった結果、なぜか魔物を使役するよりもカイト自身が戦った方が効率的なことが判明し、カイトは己の能力を用いて、異世界での生き方を模索していくのだった。離れ離れになってしまった獅子原千里の行方、なぜか召喚されたばかりのカイトの名を知る少女リーファ、密かにうごめく魔王の存在ーカイトを待ち受けるのは騒動ばかり!?魔物使いの概念をぶち壊す『殴りテイマー』の異世界冒険譚コメディ、堂々開幕!!
激化していく魔王軍との戦いの中、ウサトは救命団として傷ついた味方を助けつつ、常識破りの戦法を用いて敵の軍団長を捕獲するなど、八面六臂の活躍を見せる。 そして勇者として戦線に立つカズキ、スズネも強力な武具を手に入れ、戦況は一気に連合軍に傾くかと思われたが、敵の総大将である魔王が動き始めたことで状況は一変してしまう。 直々に戦場へ現れた魔王に立ち向かうウサト達だったが、魔王の繰り出す強力な魔術の前になすすべなく、苦戦を強いられる。 絶体絶命かと思われたが、魔王は突如“余興”と称してウサト達に幻を見せる。 それは、遥か昔にこの世界に召喚された先代の『勇者』の記録。先代勇者の辿った数奇な運命と、魔王の思惑ーーウサト達は、大きな決断を迫られるのだった。 手に汗握る展開の第十一巻。決着の時は近い!?
魔王軍に動きありとの報を受け、ウサトは会談が行われていたルクヴィスから急遽リングル王国へ帰還する。 救命団に戻ったウサトは、来たる戦争を前に、元魔王軍所属のフェルムに身の振り方を提案するが、彼女の答えは意外なものだった。 そして、ついに迎えた開戦。前回の戦争では前線に出なかった軍団長も集結してさらに戦力を上げた魔王軍に対し、リングル王国軍は同盟を結んだ各国の兵士たちや、幻惑魔法を持つエルフの少女フラナ、さらに勇者カズキとスズネを陣頭において迎え撃つ。 両軍総力戦とあって負傷者が続出する戦場を、救命団副団長として大きく成長したウサトが縦横無尽に駆け回る! 異世界ギャグ&バトルファンタジー、第10巻! ウサト、ついに敵からも化け物扱い!?
リングル王国へと帰ってきたウサトは、来たるべき鬼の救命団団長、ローズとの実戦訓練を控え、一層鍛錬に励んでいた。 そんな中、ウサト達が魔王軍の脅威を伝え共闘を呼び掛けた各国の代表が、学園都市ルクヴィスに集まり会談を開くことに。 ウサトはリングル王国の代表として、その会談に出席することとなるが、その前にローズから救命団の副団長という肩書を与えられる。 より重い責任をもってルクヴィスを訪れたウサト達を待っていたのは、懐かしい面々と、これまた個性的な国の代表者たち。 静かに忍び寄る魔王軍に対し、果たして各国の足並みは揃うのかーー。 新章突入の第九巻。今回もウサトの脳筋思考が物議を醸す!?
幻の野菜『アメヤサイ』のひとつ、アメキャベツの収穫を終えた“雨男”のハルマ。そんなハルマのもとに、王国から調査団が派遣されてくる。彼らは、稀有な天候魔法を操るハルマと彼が育てるアメヤサイ、そして希少な動物であるアメオオカミのフウロを調査するためにやってきたのだった。だが、王国から派遣されたのは調査団だけではなかった。ハルマとアメヤサイを守るため、王国最強と名高い部隊から護衛の女騎士・ミリアも村へとやってきたのだ。しかし、ミリアはどうもハルマにいい印象を持っていない様子。複雑な思いを抱えながら護衛の任にあたるミリアに対し、領主の娘で畑仕事仲間のノアはある提案をすることに。果たして、ハルマに対するミリアの印象は変わるのかー!?異世界農業スローライフコメディ、波乱と感動の第二巻!!
ついに旅の最終目的地、獣人の国へやってきたウサト一行。 長年人間に虐げられた歴史を持ち、人間を激しく憎む獣人達が住まうこの国で、ウサトはかつてアマコと交わした約束、『眠りから覚めないアマコの母親を助ける』という大切な目的を果たさなければならないのだった。 ところが、獣人達も決して歓迎ムードではなかったが、思いのほか簡単にウサトはアマコの母親・カノコが眠る部屋へと案内される。そこでウサトはカノコへ治癒魔法を施すが、思いもよらない秘密が彼女には隠されていた。 カノコが目を覚まさない本当の理由、捕らえられたアマコ、人間に牙をむく獣人、そして突然現れた魔王軍の軍団長ーーウサトに降りかかる火の粉は、もはや災害レベル!? 超展開の第八巻! 回復要員と仲間達の絆に刮目せよ!!
「俺の人生、雨ばっかりだな…」“雨男”の雨宮晴真の人生は、いつも雨とともにあった。いつしかそんな体質にもすっかり慣れ、気づけばもう三十歳となっていた晴真。日々の仕事に疲れ切ったある日の帰路、晴真は急に意識を失い倒れてしまう。目が覚めると、そこは見知らぬ異世界だった。そして晴真は、その世界で衝撃の事実を知らされる。なんと晴真の“雨男”体質は、とても希少な“魔法”だったのだ!いままで自分の人生を苛んできた“魔法”と正面から向き合った晴真は、新たな世界で出会った人々との触れ合いを通じて、この世界で自分の居場所を見つけていくのだったー。大人気シリーズ『治癒魔法の間違った使い方』のくろかたが紡ぐ、三十路男の「適材適所」なスローライフファンタジー!!
次なる書状渡しの目的地、水上都市ミアラークへと向かうウサト一行。 その国を越えれば、長い旅の終着点ーーアマコの母親がいる獣人の国へと辿り着くのだが、やはり易々とはいかないのがお約束!? ウサト達の前に立ちふさがった暴走した竜の力を持つ男、カロンをなんとか振り切ってミアラークへ入るも、そこに国民の姿はない。 訝しむウサトを待っていたのは、国の現状を憂うあまりポーション依存症に陥った女王ノルンと、この国で“勇者”の称号を持つ女騎士レオナだった。 彼女たちの話を聞き、カロンの暴走を止めなければ獣人の国へ向かうことができないと知ったウサトは、そこで新たな“必生技”と“武器”を手に入れることにーー。 珠玉の異世界ギャグ&バトル、待望の第七巻!
次なる書状渡しの目的地、サマリアールに入ったウサトたち一行。 だが“祈りの国”と呼ばれ亜人を忌み嫌うこの国で、獣人であるアマコ、そして、魔物であるネアが突如として行方をくらませてしまう。 ウサトは状況が呑み込めず混乱するものの、まずは自身の旅の目的である書状渡しを完遂しようとサマリアール国王のルーカスに謁見する。 “魔王に対抗するべく連合軍を組みたい”という書状の内容をルーカスはあっさり承諾するが、なぜかウサトはルーカスの娘である王女エヴァと同居させられることに!? 果たしてアマコとネアは無事なのか、そして“常識破り”の回復要員すらたじろぐ“常識知らず”の姫君の秘密とはーー!? 第六巻でもウサトの受難は続く!!
書状渡しの旅の道中、ゾンビに襲われていた少女・ネアを助けたウサトたち。だが、それはネアが巧妙に仕組んだ罠だった!! ネクロマンサーと吸血鬼、二種族の血を引くネアの能力で、一時は護衛の騎士・アルクが敵の手中に落ちてしまうが、ウサトは相手にやさしい無慈悲な攻撃「治癒投げ」で仲間を取り戻すことに成功する。 しかし、ネアはかつて“勇者”に倒された古の魔物・邪竜を復活させウサトに反撃を試みる。かつてない強敵にウサトはどう立ち向かうのか。そして戦いの末、追い詰められたネアはとんでもない行動に出るのだったーー。 お待ちかねのシリーズ第五巻、なんと今回は我らが救命団団長・ローズの過去にスポットを当てた初の特大書き下ろしも収録。 “治癒魔法の間違った使い方”が生まれた瞬間を刮目せよ!!
魔王軍の脅威に対抗すべく、魔導都市ルクヴィスと共闘の約束を結んだウサトたち一行。 ウサトはともに異世界にやってきたスズネ、カズキとルクヴィスで別れ、アマコ、ブルリン、そして護衛の騎士アルクと次なる目的地へ向かう。その道中、助けを求める少女の悲鳴を聞き駆け付けると、ゾンビの群れが少女を取り囲んでいた。 ゾンビを蹴散らしたウサトに、ネアと名乗った少女は懇願する。 「村を、私達を……助けてください」 ウサトは、“人の命を救う”救命団の信念の下にその依頼を引き受けるが、ネアの住む村を襲う脅威には隠された理由があった! 人気シリーズ待望の第四巻、またもやウサトが厄介事に巻き込まれる!!
王からの書簡を手に、魔導都市ルクヴィスへと入ったウサトたち。 生まれ持った魔法の適性による差別や偏見がはびこるこの街で、ウサトは何者かに傷つけられた治癒魔法使いの少年と出会う。 “治癒魔法使いだから”という理由だけで壮絶なリンチを受けていた少年・ナックの話に激しい憤りを覚えるウサト。そこでスズネは主犯格である少女・ミーナに対し、ナックとの一騎打ちを提案する。 ナックを救うため、そして治癒魔法使いの矜持を守るため、ウサトは師であるローズ直伝の“救命団式訓練法”をナックに課す事を決意するのだった。 大人気シリーズの第三巻、受け継がれし救命団魂を見逃すな!!
救命団での地獄の訓練を耐え抜き、初の戦場に臨むウサト。 訓練の成果を生かし順調に怪我人を治療していくウサトだが、共に戦場に立つスズネと カズキに危機が迫る! 二人の前に立ちはだかる、禍々しい鎧を纏った魔王軍の黒騎士。どんな攻撃も通さない その鎧になすすべもなく、二人はじわじわと追い詰められていく……。 そして、ついに黒騎士の凶刃が二人に迫るーー。 大切な友を救うため、「治癒魔法の間違った使い方」を武器にウサトは戦場を駆ける!! 常識破りの“回復要員”が異世界で繰り広げる、大人気ドタバタファンタジー第二巻!
平凡な高校生のウサトは、帰り道に偶然出会った生徒会長のスズネ、クラスメイトのカズキと共に、突如現れた魔方陣に飲み込まれ、異世界へと転移してしまう。 三人は魔王軍から王国を救うための『勇者』として喚び出されたーーが、勇者としての適性を持つのはスズネとカズキだけ。ウサトはただ巻き込まれただけだった! しかし、ウサトにレア属性の『治癒魔法使い』の素養が見つかったことで事態は一変。救命団団長を名乗る女性、ローズに拉致され、強制的に救命団に加入させられてしまう。 そこでウサトを待っていたのはコワモテの同僚たち、そして「治癒魔法の間違った使い方」を駆使した地獄の訓練の日々だったーー。 常識破りの“回復要員”が繰り広げる、ギャグありバトルありのドタバタ異世界ファンタジー、堂々開幕!