著者 : こむぴ
ラブコメ主人公、天田照人の二度に渡る謀略を打倒し、気づけば俺の高校生活は一度目の人生とは大きく変わっていた。まさか脇役の俺が、美少女達と海に行く計画を立てている、なんて自分でも驚きだ。 少しだけ楽しみにしつつーー否応なくトラブルにも巻き込まれる。 「聞いてほしい話があるの。バイト終わったら、時間作って」 元天田ヒロインの一人、蟹江心の相談。正直スルーしたいが『美少女が困っているイベント』な以上、天田が介入する可能性は排除したい。 さらには『がっかりプリンス』月山王子の人気が再燃。だが、人気者に返り咲いたというのに、どうしてお前が脇役の俺にグイグイくる? 家で二人きりで話したい? ……お前は俺のこと好きじゃないよな?
「すきだよ。大好き」「私、遠距離なんかで絶対別れないから」 緑屋四季には恋人がいる。 才色兼備なお嬢様で四季が大好き。そんな彼女を置いて四季は上京することになるのだがーー 「四季くんは私がいないと困るよね」 「あたし、好きな人にしか話しかけないんですよ〜?」 「えへへ。しーくん久しぶり」 入学先で四季は三人の女生徒と出会う。 優しく世話焼き気質な桜庭春、 明るくこちらをからかってくる夏川葵、 学校で再会を果たした幼馴染の秋晴涼。 孤立気味だった四季と近しい悩みを持つカノジョたちに好意を抱かれ関係が深まっていく。 四季に恋人がいると知ってなおーーべ、別に浮気とかじゃないから!
「ルーくん、ダンスを言い訳に使うのはもうやめよう?」星蘭の言葉で再びダンスと向き合う第3巻! ダンスはもう取り戻した。 流斗は久しぶりのダンス大会に向けて練習をしながらも、いつも通り幼なじみたちに踊らされる毎日を送っていた。 乃羽とは季節外れのプール掃除でびしょ濡れになったり、星蘭とは遊園地デートではしゃいだりと。 そんな楽しい時間も束の間、星蘭が今まで目を背けていた自分たちの関係に一歩を踏み出す。 「ルーくん、ダンスを言い訳に使うのはもうやめよう?」 思い悩む流斗であったが、そんな彼の前にかつての憧れだった人物が現れてーー。 何のためにダンスを踊るのか。 誰のためにダンスを踊るのか。 全ての答えをそこに届けるため、少年は星を目指して踊り出す。 さあ、あの星空へと踊り出せーー。
ラブコメ主人公、天田照人の邪知暴虐を阻止し、最悪の未来を変えることができた二度目の人生。ようやく訪れた平穏な日々……も束の間。 未来は変わったが、変わらない未来も存在する。 「羊谷美和です! 今日から、よろしくお願いします!」 ラブコメご定番の転校生イベント。当然ながら、トラブル持ち。 ストーカーに悩み逃げてきた美少女を救った騎士は、一度目の人生では天田照人。では、天田が消えた二度目の人生では? 俺はごめんだね。絶対に関わり合いにならないよう、逃げーー 「やっほ、石井君! 遊びに来ちゃったよん!」 どうして俺が羊谷の騎士に!? お前は俺のこと好きじゃないだろ!
うちの高校にはラブコメ主人公のような奴がいる。パッとしないのに、なぜだか美少女からモテまくるとんでもない男だ。 そんな男のラブコメに、俺は殺された。やってもいない罪を裁かれ、全てを失い、自ら命を断ったんだ。--だけど、奇跡が起きた。気がつけば俺は二年前の、高校一年の入学式の朝に戻っていた。 奇跡的に得られた二度目の人生、今度こそラブコメにはーー。 「石井和希君、愛しています。結婚しましょう」 なんで!? 主人公の幼馴染かつド本命の女、氷高命が俺に告白を!!?? クラスでは『氷の女帝』なのに、なぜか俺にだけはグイグイきて……! ちょっと待て、お前が好きなのは俺じゃないだろ!?
幼なじみたちに踊らされるのは終わらない! ダンスに懸ける青春ラブコメ第二弾! ウザくて可愛い金髪美少女となってアメリカから帰ってきた幼なじみ、 星蘭との同居生活は相変わらずの波瀾万丈。 そんな踊らされまくりの日々を受け入れつつあった流斗だったが、文化祭のステージ乱入が問題となり停学の危機に。 それを回避するため、中学までダンスパートナーであった乃羽とお祭りイベントのステージに参加することになる。 イベントに向けた合宿が始まり、部屋割りでドキドキしたり、練習で熱血したり、お風呂でイチャイチャ(女×女)したりと順調?に合宿での日々を送る流斗だったが、そこで問題が発生。 大切なパートナーとの絆を取り戻すために、お祭りのステージで流斗が選んだ道は……!?
「--もう一度、ルーくんのダンスを見たかっただけなんだ」 とある理由で大好きだったダンスを辞めてしまった俺、舞織流斗の夏休みは六年ぶりに再会したアメリカ帰りの幼なじみと尻を蹴り合うところから始まった。 「さあ来い! 私のお尻を狙って、ほら、遠慮なくドンと蹴ってくるがいい!」 うん、どうしてこうなった。 いつの間にか美少女に成長した幼なじみ、優月・アーリング星蘭はどうやらホームステイで俺の家に一緒に住むことになったらしい。 マジかよ。 「また、ルーくんのダンスを見たいなぁ」 これはダンスで挫折してしまった俺が再び星に向かって手を伸ばす青春ストーリー、 或いはウザかわいい幼なじみに好き放題踊らされる、そんな何でもないような日々の物語である。
★★電子特別版も配信中★★ 元カノの高神柚香ーーユズの襲来による一連の騒動は、桐原との密会を減らす決断をしたりと爪痕を残してひとまずの終わりを見た……ものの、だが落ち着いたかと思ったところになぜかユズが桐原の家に居候することとなって、まだまだ心配事は絶えないらしい。 そんなある日、学校中で持ち切りとなっている噂を耳にする。 『先生と付き合っている生徒がいるらしい』 噂を気に留めながらも迎えた修学旅行では、先生と生徒として適切な距離を保ちつつも、今しかできない二人だけの思い出を重ねていく。だが初日の夜に桐原がトラブルに巻き込まれて……。 バレたら終わる、秘密で間違いばかりな俺たちの関係の行く先はーー。
暮井先生との一件を経て、俺と桐原は一時的に離れはしたが元の“秘密の悪い関係”に戻った。ただ戻っただけじゃなく、互いへの想いをより深める形で。そんなとき、恩人で元カノの高神柚香ーーユズが現れ、家に置いてほしいと頼み込んできて……。 葛藤の末、恩を返すために条件付きで居候を認めるも、ユズはよりを戻そうとあの手この手で誘ってくる。迷いの中で桐原にも相談できず、我慢だけが積み重なっていきーー。 大切だからこそ、悩んで、抱えて、見えなくなる。それでもやっぱり大事にしたくて……。目を覚まし、桐原に解決策として相談したのは、俺と桐原の“同棲”だったーー。
「学校で自分が受け持つ生徒と密会。……興奮する?」 桐原との誰にも言えない特別な関係は、俺が教師として森瓦高校に赴任したことがきっかけにはじまった。学校では真面目で先生からの信頼も厚い生徒会長だが、二人きりのときはいたずらっぽく、甘えたがりで嫉妬深い。週末は彼女の家で食事を作り、一緒にゲームをして、まるで恋人のように甘やかす。弱みを握られていることで拒絶もできず、良くないとは思いながらも毎日少しずつ秘密を重ねていって……。 「先生のことを好きって気持ち、すごく大きくなっているんだ」 素直に気持ちをぶつけてくる桐原に、抑えていた想いも大きくなっていく。バレたら終わりなのに、その意識が逆に拍車をかけていきーー。