著者 : ごろごろみかん。
「他に愛するひとがいる」と言った婚約者が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です(1)「他に愛するひとがいる」と言った婚約者が溺愛してくるのですが、そういうのは不要です(1)
シドローネには10年より前の記憶がない。 それから感情の起伏が乏しくなり、恋愛感情もわからない。 なので、他に好きなひとがいるという聖竜騎士爵ヴェリュアンとの縁組みは都合がよかった。 二人は愛を求めない契約結婚を決める。 しかし、彼の聖竜に会ったり、一緒に領地へ旅をする中で、感情を素直に示すヴェリュアンの想い人が気になり始め……。 一方ヴェリュアンも 「例の契約、白紙にさせてくれませんか」 と言い出して!?
邪魔者は消えますので、どうぞお幸せに邪魔者は消えますので、どうぞお幸せに
公爵令嬢リリネリア・ブライシフィックは死んだ。否、殺された。王太子レジナルドの婚約者として蝶よ花よと育てられた彼女は絶望を知り、貴族令嬢としての全てを失った。名をエリザベートと変え市井に下りた彼女は、今日も淡々と息をする。生家から付けられた侍女ガーネリアと共に薬屋を営み、ただ自らの終わりの日を待つ。この人生にはもはや夢も希望もなにもないーーはずだった。元婚約者と再会するまでは。エリザベートーーリリネリアに執着するレジナルドに対峙する中で、彼女の心の内に新たな感情が芽生える。それは、闇に葬られた真実を炙り出しーー? とある令嬢の死から始まる衝撃ファンタジー!
フィナーレは飾れないフィナーレは飾れない
王太子妃の座争いの末に暗殺されそうになり、どこともわからない土地に魔法で転移させられてしまった公爵令嬢・アリエア。だが彼女の手には、王子から密かに預けられていた魔法の指輪があった。 この世に3つしかないその指輪を巡って様々な陰謀が絡み合う中、アリエアは自分と指輪の因縁を断ち切るため、旅に出ることになる。 旅の最初の相棒となったのは、同じく指輪を持つ青年。 心から王子を愛していたはずなのに、アリエアはその青年に気持ちが揺らいでしまって……。 珠玉の異世界大河ロマン、始まりをえがく第1巻。
PREV1NEXT